70.喰べたら毒 ページ30
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こんな会話前にもした気がするのは私だけだろうか。毒舌で自分の意見を貫く、無に一郎がついた方とこんな会話をした気がするのは私だけなのだろうか。
デジャヴ感に数秒固まっていれば、いきなり自身の血鬼術の糸で攻撃してきた累。
や、は?・・・あっぶな!!あっぶな!!?
「いやなんで今いきなり攻撃したの??私じゃなかったらきっとバラバラだよ!避けたからいいけど!」
「だってお前、僕が聞いてるのに何も答えないから。よく避けれたね、今の攻撃で殺すつもりだったのに」
「うん、わんちゃん人生終わったって思った」
「…もう一回聞くけど、誰?」
「やっぱり最後はそこに行き着くんだね……ってごめんなさいAA鬼殺隊員です」
累がまた糸で攻撃してこようとするから凄い早口言葉みたいになっちゃったじゃん。でもしっかし累可愛いな顔がいいな愛してる。
「逆に君の名前はなんていうの?」
「・・・累」
「累!カッコいい名前だね!あ、もちろん名前だけじゃなくて外見もカッコいいけどー!」
「君、本当に鬼殺隊なの?さっきから僕を見ても警戒心を一切出さないし攻撃しようともしない」
「いや推しの累を切るなんて滅相もない!!」
私がそう言うと累は目を驚いたように見開き、首をカクンと傾げる。この時代に推しなんて言葉なんてないから分からないのは当然だろう。
もちろん鬼殺隊に入ったからには鬼を切らなきゃいけないなんて痛いほど分かってる。でも累は推しなんだよ!な!しかもこんな純粋無垢な顔したおショタ様を切れるわけないじゃん!本性は平気で拷問とかしちゃうんだけどさ、なんせ可愛いもの!!ふぅうん!!
中々変態なこと思った気がするけど気のせいだ。
「良く分からないけどいいか。悪意はなさそうだし」
「累は私を殺さないの?」
「別に、最初は喰うつもりでいたけどもういいや。それに君は僕を怖がったりしないし何か心地いい」
「がわいっ!!…うげほ!げっほ!」
「なにしてるの」
累が可愛いすぎてむせたわ馬鹿。
え、出会って数分で凄い懐かれてるじゃんか。いやむずこんな可愛い累を怖がるわけないよな。確かに累の髪は絵描くときどうなってんだよとは思うかもだけど。
「あ、あと君を喰べるとお腹下しそうだし」
「えっ、鬼はお腹とか下さないんでしょ??」
「うん、でも君は特例で」
「・・・」
私は毒魚かなんか??
設定忘れてるかもだけど一応稀血なんだぞ私。
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うえ - んぎゃ..鬼にまで好かれるとか最高すぎんか..待ってます!! (1月5日 9時) (レス) @page36 id: 9aa429e4c8 (このIDを非表示/違反報告)
さめしゃち?(プロフ) - あっ好きです(急)結婚しましょu(((((( すみません取り乱してしまいました^ ^めっちゃにやにやしちゃいましたww更新待ってます!!!! (5月7日 21時) (レス) @page36 id: 94eab444ed (このIDを非表示/違反報告)
Komachi(プロフ) - ふづきさん» あ、へ?え!?なんか褒められました!?あざさです!(?)めっちゃ嬉しいです!(なんのことかよくわかっていない件について) (2022年3月6日 1時) (レス) id: 286de14237 (このIDを非表示/違反報告)
ふづき - Koma?♂さん» がちでおもしろすぎるww文書く才能ありすぎです (2022年3月6日 0時) (レス) @page36 id: 3d9c5132e5 (このIDを非表示/違反報告)
Koma?♂(プロフ) - ぁぁダァダダァぁ!好きです!もうこういうのをまとめてました!更新頑張ってください!応援してますぅ (2021年11月3日 22時) (レス) @page36 id: 286de14237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むにゃねこ44 | 作成日時:2019年8月13日 2時