すいません、ドタイプです。【赤 葦 京 治】��

ドタイプ86 ページ38

今日は1日オフで京治くんと遊びに行きたかったけど、梟谷は練習があるみたいでまた今度の機会になった。




う〜ん、他校って辛いね★




で、せっかくのオフなのに一緒にいるのが…




『サンマ野郎…』




相変わらず変な寝癖で私の隣に座っているコイツ。




「ん?何か言ったか?」




実はストックが切れそう、切れた備品を買いに行くために大きなショッピングモールへ電車に乗って向かっている。




『なんでアンタと2人なの…せめて夜久さんか研磨がいれば私の心はｷｬｯｷｬｳﾌﾌしてたのにっ!!』




マイエンジェル達は何処へ…




「俺でも十分ｷｬｯｷｬｳﾌﾌできるぞ」




『そう思ってるのお前だけだぞ』




.




備品を全部買って昼ご飯を食べ終えデザートとしてソフトクリームを食べる私達。




「一口ちょーだい」




『は?なんでよ』




小さなプラスチック製のスプーンで私のソフトクリームを指す鉄朗。




「ブルーベリー味は気になるだろ」




『あっそ。勝手に食べれば』




「じゃあ、クロエが食べさせてくれよ」




『っ!?』




ンンンン!!デジャヴ!!クロエ呼び!!何この京治くんとの差は!?!?




全然かっこよくないイケメンじゃない(白目)




「あ?どーした」




『うるせぇさっさと食え!!!』




そう言って私は鉄朗の口にスプーンを突っ込んだ。




「ｸﾞﾎｧ」




『どぉ〜?美味しいデスカ鉄朗クン』




「お…美味しいデス」




『う〜んよかったよかった★』




なんかここ最近、鉄朗のダル絡みと言うかちょっかいが増えた気がする。いや、前から多かったけどね?




例えば、部活の時髪を結ぼうとしたら「俺がやってやろーか?昔みたいに」って髪結んできたり、肩組んできたり後ろからハグされたり…うん、マジで増えた。




これが京治くんとか夜久さんだったらなぁ…(白目)




いやでも京治くんはそんなキャラじゃないか…()




そんなことを思いながらソフトクリームを食べ続ける。




「あ、お前口に付いてんぞ」




『え、』




そして鉄朗の手が近づいて来て、私の唇に触れる＿＿＿




え、触れる?エッ!?()




「おーやっぱブルーベリー美味いな」




そう言ってペロッと舌を出す鉄朗。




『はぁ!?なっ、何してんの!?』




コイツは京治くんじゃないコイツは京治くんじゃないコイツh(((




これを京治くんがやってくれたらどれだけ幸せなことか…




「取ってやったんだから感謝しろよ〜」




赤葦京治カムバック…!!!

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