すいません、ドタイプです。【赤 葦 京 治】��

ドタイプ71 ページ23

レジで並んでいる間はなに頼むの?とかあれ美味しそうだね〜とか話してた。うん、相変わらず顔面が良過ぎますね赤葦くん!!




そして赤葦くんが先どうぞ、と注文させてくれた。優しい…!!好き過ぎるっ。




お目当てのドリンクとチーズケーキ、スコーンを頼んだ。




ちなみにサイズはVentiにしたよ☆




何故か私より早く注文した物を受け取った赤葦くんが




「窓際の席座ってるね」




と耳元で言ってそこの席へ向かう。




『だから耳は反則〜っ』




ダメです!!赤葦くんレッドカードです!!退場させないけど!!←




私も全てのメニューを受け取り赤葦くんが待っている窓際の席へ移動する。




ん?ドリンクのカップになにか書いてある……あ"っ!?




"Thank you! ステキな彼氏さんですね♡"




Oh…これは……嬉しいけど!!赤葦くんが彼氏だって勘違いされてる!!嬉しいけど!!←




いやぁ〜これ赤葦くんに見せたいけど、なんかこう…違うよね(白目)




私はこのメッセージを赤葦くんに絶対見せないと誓った。




『お待たせ』




しっかりとメッセージを自分側に向けて席に座る。




「ケーキとスコーンも買ったんだ」




そう言ってフラペチーノを飲む赤葦くん。可愛い。




『美味しそうでつい買っちゃった笑』




私は受け取ったメニューを写真に収める。




赤葦くんの腕が映り込んででいい感じに匂わせできるな…よし、インスタ行きだ←




「まさに女子って感じだね」




また微笑みをぶちかました赤葦くんはショルダーバッグからフランス語の参考書とノートとペンケースを出した。




あ、そうだった今日の目的は赤葦くんにフランス語を教えることだった。←




「じゃあ、よろしくお願いします。……横山先生?」




ﾌｧｯ!?なにそれ!?先生はダメだよ赤葦くん!!(白目)




てかなんでそんな表情できるの!?意味わかんない!!!(※どんな表情かは想像にお任せします)




『あー…はい、よろしくお願いしマス』




てか赤葦くんわざわざノートに"フランス語 赤葦京治"ってちゃんと書いてるの可愛くね!?しかもノートのデザインもフランスの国旗意識したのかわかんないけど青と白と赤のストライプ柄だし!!




ノート選んでるのと名前書いてるの想像したらくっそ可愛いな赤葦くん!!




……ふぅ、気を取り直して。




『全部教えるのは多分無理だからめちゃくちゃ基本的なこと教えるね!!』




こうして私が赤葦くんにフランス語を教える時間がスタートしたのだった。

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