゜:。* ゜.３３ ページ3
.
顔を隠すのはどうなのかと思って、ベッドから体を起こした。
そしたら目の前に、なんか泣いちゃいそうな和がいた。
...泣きたいのは、こっちだよ。。
.
.
二宮「A...。ほんとにごめん。」
.
...えっ？
今、なんて...？
私は、自分の耳を疑った。
なんで和が謝ってんの...？
.
.
「...なんで？」
.
二宮「えっ？」
.
「なんで和が謝ってんの？笑 私が勝手に張り切ってただけなんだしさ...」
そう言って、私はヘラヘラと笑った。
.
.
...こんなの、嘘。
ホントはもっともっと、お祝いしてあげたかったの。
帰ってきた和が、驚くような部屋にして。
驚いてるところに、クラッカーをしてあげたかったの。
それで、頑張って作った料理を食べてもらって、ケーキ食べてもらって、プレゼント渡して...。
写真立ておそろいだねって、少しだけバカにされて。
そう言っても、なんだかんだで、嬉しそうにしてくれる和の顔が見たかったの...。
.
...私が浮き足立ってただけなのかな、やっぱり。
和は誕生日なんて、いつもと変わらない日常の1つだったんだよ。。
.
二宮「...俺の話聞いてくれる？」
.
私が笑ってたら、和が申し訳なさそうな、でも真剣な顔をして私を見ていた。
だから、私も笑うのをやめて、和の話を真剣に聞くことにした。
.
二宮「俺さ、誕生日って、一人暮らししてから一年のうちのある一日って感じになってた。
その日だけ、大野さんからのメールが来て...って、そんな感じ。
お祝いしてくれる人がいなかったんだよね 笑
でもさ、Aからの電話聞いて。
Aが俺の誕生日、祝おうとしてくれてるってわかって、すごい嬉しかった。
子供の頃の、誕生日が嬉しいって気持ちに戻った感じがした。
だからね？図々しいお願いだけどさ、、
今から俺の誕生日、祝ってほしい。」
.
...和......。
目の前で、和が真剣に頭を下げている。
.
一人暮らししてたら、そんな風にもなるよね。
私も友達からのメールぐらいしかなかったんだもん。
.
.
「///和が寂しそうだから、今から祝ってあげる！」
.
そう言って、急いで寝室を飛び出した。
...今から、とびっきり最高な誕生日になるように、頑張らなきゃ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
未来。(プロフ) - お久しぶり！！Twitterのアカウント変わってたみたいだからフォロリク送るね。そしておかえり！更新待ってます！！！ (2015年1月19日 21時) (
レス) id: f71abc6729 (このIDを非表示/違反報告)
ザモザモ(プロフ) - こうめさん» こうめさん！ありがとうございます(´；ω；｀)報告しないとやはり読者の方々に申し訳ないな、と思って遅くはなりましたが報告させていただきました。 大好きなんて言ってもらえて幸せです♪頑張ります！ (2014年5月31日 19時) (レス) id: 5fc06bd61b (このIDを非表示/違反報告)
こうめ(プロフ) - 更新が止まっていたので心配していましたが、そんな状態だったんですか…報告していただいて安心しました(^_^;) ゆっくりでいいですよ！ザモザモさん大好きです☆ (2014年5月27日 21時) (レス) id: 68aa916818 (このIDを非表示/違反報告)
みっぽ - うち間違いがありました！すみません！正しくは、「みっぽりん」→「みぽりん」です！本当にすみませんでした！ m(＿ ＿)m (2014年2月26日 23時) (レス) id: fdf74beb16 (このIDを非表示/違反報告)
みっぽ - あ、いうのわすれてましたがわたくし元「みっぽりん」です！(笑) (2014年2月26日 23時) (レス) id: fdf74beb16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ザモザモ | 作成日時：2014年1月15日 21時
