二宮サイド ページ19
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俺と櫻井先生の間に流れる気まずい空気。
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……まさかほんとにそうだったなんて。
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翔「……俺、離婚してるんです。
その時の子供がAと智と潤。」
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俺は櫻井先生から全てを聞いた。
……櫻井先生は泣きながら話していた。
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一通り話し終わると櫻井先生は、
涙をふき俺にこう言った。
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翔「……俺、どうしたらいいかわかんなくて。
この先Aと関わったら……
想いが溢れでそうで……。」
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でも櫻井先生はそのあと、
力強く俺にこう言ったんだ。
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翔「……でも、俺は耐えてみせます。」
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……。
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和「……俺なんかでよければ、」
翔「えっ？」
和「……相談、のりますよ？」
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気がつけば俺は、
櫻井先生にそう声をかけていた。
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翔「……ありがとうございます。」
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……なんかわかんないけど。
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俺は、櫻井先生がほっとけなかった。
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……櫻井先生が田中Aの話をしてるとき。
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その横顔は今にも崩れそうで、
とても儚くて。
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このままほっといたら、
ダメだって思ったから……。
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和「……じゃあ、絶対、
相談のりますから。
好きなときに言ってくださいね？」
翔「ありがとうございます、二宮先生。」
和「……にの。」
翔「……えっ？」
和「……にのでいいですから。
あと、翔さんって呼んでいいですか？」
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……なんでだろ。
なんか櫻井先生となら。
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……本当の仲間になれる気がしたから。
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翔「……もちろんいいですよ！
なんか、逆に申し訳ないですね(笑)」
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……本当の仲間になるのは
そう時間はかからなかった。
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華夜 - そうなんですか。なんだ、つまんない。お話も作者も駄目駄目ですねwww (2013年8月25日 4時) (携帯から) (
レス) id: 77facf3d8c (このIDを非表示/違反報告)
ザモザモ(プロフ) - 華夜さん» ……それは今はお答え出来ません！ほんっとごめんなさい！ (2013年6月20日 17時) (レス) id: 10d26a6276 (このIDを非表示/違反報告)
華夜 - みんないい人？？ (2013年6月20日 8時) (レス) id: ab4ed1ec17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ザモザモ | 作成日時：2013年6月18日 7時
