いやいやいや！何を勘違いしてらっしゃる！？【刀剣乱舞】2

５６話 ページ12

審神者視点 引き続き


「長谷部も同じ事考えてたんだね？」

長谷部「はい、俺は主の霊力で顕現していますから、考えること等は多少似るのでしょうね」

「そうなんだ……」

俺と性格が似てるとなると……そりゃ見習い嫌いだよな！
長谷部が見習い嫌いなら他の男士達も嫌ってそうだなぁ…

「長谷部、もしも見習いが健斗に何かした時は皆と見習いをお仕置きしてやろうなぁー？」

長谷部「そうですね！……それはもう息の根が止まるほどの……」

おお怖…ま！見習いが余計なことをしなければいい話だけど…




長谷部「主、俺は戻りますね！」

「あ、うん！報告ありがと」

スッ〜

…さて、どう動くかな？見習いは……








健斗視点

長谷部は何処かに行っちゃったし、皆は夕餉の時に見習い歓迎会という名の宴するとかで用意してるし………俺は用意面倒くさいし！！←

というか！長谷部は俺から離れたら術にかかるかもしれないのに…俺を置いて何処か行くとか……ムゥ…

健斗「そういえば、離れって行ったこと無かったよな………」

…行くか！









健斗「は、離れも広いなぁ…」


離れっていうから狭いかと思ったのに広いよ！！
そりゃね？本丸よりは狭いけど、それでもかなーり広い！！！

健斗「離れって資料部屋とかしかないんだなぁー…」

なんか面白いものないかなぁーって思ったけど無さそう……


…そういえば、見習いの部屋って何処にあるのかな……長谷部が見習いを部屋に送って戻って来るのに結構時間かかってたから離れだと思うけど…



健斗「危険かもしれないけど……好奇心には勝てない！探そう！」

見習いの霊力ってかなーり濁ってたから霊力辿れば分かるかな！






健斗「うわっ、この辺りなんか空気悪い……気持ち悪くなる…」

この感じだと、見習いの部屋は近いかな？
気分が悪いけど…もう少し歩こう



健斗「おっと…この部屋かな？」

少し歩くとヤバイ霊力を感じる部屋に着いた
外の部屋からはそんなもの感じないから此処で間違いないだろう




健斗「……？部屋の中から声が聴こえる？」

かなり小さい声だから聞き取りずらいなぁ……襖に耳をつければ……









カタッ

健斗「あ……」

や、ヤバイ…音たてちゃった

薫「！誰？！」

バレた！早く逃げないと…！





健斗「足早くて良かった…」

なんとか見つからずに戻れたけど…見習いは何を言ってたのかな？あんまり聞き取れなかった…

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