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9.裏の小会議 ページ10

NOside



谷「ずっと眠ってた子、うちの社員になるンすね。どんな子なンですか?」



武装探偵社のあるビルの1階

喫茶店『うずまき』

そこで一部の社員による休憩がてらの小会議が行われていた



太「とても良い子だよ。それなりの礼儀はわきまえているようだね。」



与「嗚呼、社員にしても問題無いだろうねエ。」



太宰と与謝野は珈琲をすすりながらAについて話す



江「でも、うちに置くには『入社試験』をパスしてもらわないとでしょ?
どうするの、その試験内容。」



乱歩はオレンジジュースをストローで吸いながら問う



谷「そういえば、そうですね。
乱歩さんは、どう思ってるンです?」



谷崎がそう言うと、乱歩はため息をついた



江「あのねえ、僕が全部言っちゃあ駄目だろう?
...まあ、助言を与えるとしたら、あまり作戦を立てるべきじゃない、って事ぐらいかな。」


そう言いながら乱歩はオレンジジュースを一口すする



太「作戦を立てるべきじゃない...?
つまり、普通の依頼を試験として受けさせるということですか?」


宮「確かに、聞く限りだと彼女、作戦を立ててもすぐ見抜いちゃいそうですよね。」

頬杖をつきながら賢治もそういう



谷「それなら。」



谷崎は机の上に一つの封筒を置く

そこには“護衛ヲ依頼”と書いていた



谷「この依頼が丁度良いンじゃないですか?
本当は僕宛てのものなンですが、僕、この日ギリギリ行けるか行けないかの時間帯なンで。」




宮「でも、新人さん一人は心細いと思うので敦くんと鏡花ちゃんに同行してもらいましょ!」


太「よし、決まりだ。」



そう太宰が云い、会議は終わりを告げた

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空白 - 私なのか僕なのか… (2020年1月16日 0時) (レス) id: 3ab98cba01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雫size | 作成日時:2019年11月10日 18時

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