6.たかが光されど光 ページ7
?「君は光の世界で生きていくことができるの?」
知らない声が聞こえる
あなたは、誰?
厭、知ってる
この人は____
『別にあなたなんかに云われなくてもそんなにやわじゃないですよ、A。』
もう一人の私だ___
A「そっか。まあ、でも、僕がとやかく云える立場じゃないんだけどね。」
彼女は先に行こうとしたが、止めて此方に振り返る
A「確かに僕は君だ。だけど、本体は僕じゃない。これから何をしようと君の勝手さ。
ただ、忠告しておくよ。」
すると彼女は、優しいような悲しいような表情で云った
A「後悔のない選択をしてね...」
_______
目を覚ますと、そこは知らない場所だった
『此処は...?』
?「あァ、ようやく目覚めたかい。」
横を見ると黒髪の金色の髪飾りを付けた女の人がいた
?「安心しな。妾は与謝野晶子。
探偵社の社員さ。
にしてもアンタ、大丈夫かイ?
ざっと二週間は眠ったままだったけど。」
そう与謝野さんは云う
...二週間も眠ってたのか、私
そんなことを考えていると
ガチャリ、
とドアが開いた
敦「!よかった、目を覚ましたんだね。
...僕のこと、分かる?」
私の所に駆け寄り、そう聞く少年。
『はい。中島敦さん...でしたよね?』
きちんと、私は彼を覚えていたのだ
そして、中島さんの隣に一人の男性がいることに気が付いた
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空白 - 私なのか僕なのか… (2020年1月16日 0時) (レス) id: 3ab98cba01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雫size | 作成日時:2019年11月10日 18時