〔TOZ 〕意志継ぐ光の天族 (ページ3)

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光２ページ3

今から２年前………俺がグレイスと(俺はグレイって呼んでる)出会って３年が経ち、数ヶ月………

グレイが死んだ………旅の帰り道で災禍の顕主に襲われて………

俺も重症を負ってたけどグレイ程じゃなかった。グレイは死ぬ前に、俺に片方の耳飾りを渡し、何かを送ってきた

グレイは俺に送ると死んだんだ、笑顔で………俺はグレイが耳飾りじゃない何かを送ったけど、それが何か分からない………

グレイの形見の耳飾りを俺は右耳に付ける。グレイを俺以外に分からない場所に埋葬した

「クゥ～………」

俺「………ピュウイ………」

埋葬し終えるとトンっと肩にグレイがピュウイと名付けた小動物のような天族が心配そうに俺を見てくる

俺「大丈夫………お前の本当の主人に俺が必ず会わせてやるから……」

グレイが言っていた。ピュウイは導師の天族でグレイに世話を任せ、その後色々あり離ればなれになってしまったと

ピュウイが動く度に耳に付けられた変わった鈴(音色も普通とは違う)が鳴る

俺「………セルゲイ達に会って大丈夫そうなら旅に出よう………グレイのためにも」

ピュウイ「キュウ」

俺の言葉にピュウイが鳴いて賛成する。そうして俺はピュウイと旅に出た

２年間俺はピュウイと一緒に旅をした。ローランスにハイランド両方の国をたくさん

久しぶりにハイランドのレディレイクでは聖剣祭が終わった頃でも賑わっていた

前にグレイが剣の祭壇遺跡って言っていた場所に向かうと人間と天族がいた

俺「お前達は……」

「君は……」

男は導師スレイ、女は天族ライラと俺に教えてくれた

その時に

スレイ「ハーレイはライラが見えてるのか？」

とスレイが俺に聞いてきた。どうやら俺のことを人間と勘違いしているみたいだ

二人は俺を人間と勘違いしているようだから、そのままで話ながら遺跡から脱出する

このままいると天族だとバレそうだから俺は直ぐに二人と別れる

今の今までピュウイは俺の服の中に隠れてる

俺「もう出ても大丈夫だ」

俺がそう言うとピュウイは服の中から出ると直ぐに俺の肩に乗る

それにしても………スレイ、か………新しい導師でグレイのような人間だったな………

俺はレディレイクを出ながらスレイとグレイが似ていたと思いながら次の町を目指して歩いていくー…