光１３ ページ14
ユルールがスレイ達の旅に加わり話しながらカンブリア地底洞を抜けようとしていた
スレイ「ユルールの剣って重そうだな」
ユルールの左腰の剣を見ながらスレイが言う
ユルール「そうかな？僕は慣れてるから感じないけど……前にもそう言われたことあるね」
スレイの言葉に少し考えるとユルールはそう答える
ミクリオ「その剣はどれくらい重いんだい？」
ユルールの答えにミクリオがユルールに聞く
ユルール「ん〜……重さは忘れちゃったな……ミクリオ、持ってみる？」
ミクリオの言葉にユルールは少し思い出すように考えるが思い出せずにミクリオに言う
ミクリオ「あ、ああ」
ユルールの様子にミクリオは少しだけ驚くが直ぐに頷くと鞘ごとユルールが腰から抜いた剣を受け取る
ミクリオ「重っ!?」
ユルールから受け取った剣の重さにミクリオは驚く
スレイ「俺も！ミクリオ、そんなに重い？」
ミクリオの様子に次とスレイは左手を上げる
ロゼ「その次あたし！」
ユウナ「ボクも！」
スレイに続くようにロゼとユウナが手を上げる
カディ「元気だな……」
スレイ達の様子にカディッシュはキセルを吸い、吹くと言う
ハーレイ「……(確かに……)」
ピュウイ「キュウ」
カディッシュの言葉に静かにハーレイが頷くとピュウイが同意し鳴く
ユウナ「重ーい！ボクの剣もそこそこだと思ってたけどそれよりも重い！」
最後のユウナが終わるとユルールに剣を返す
カディ「終わったか？そろそろカンブリア地底洞を出んぞ？」
やり取りが終わった頃合いにカディッシュがスレイ達に言う
四人「「「「はーい！」」」」
ユルール「うん」
カディッシュの言葉にスレイ達五人は返事をすると元に戻る
そのままハーレイ達はカンブリア地底洞を抜けバイロブクリフ崖道へと出た
ハーレイ「少し行けばゴドジンだ」
バイロブクリフ崖道の上を見上げながらハーレイがスレイ達に言う
スレイ「それじゃあゴドジンに……」
ハーレイの言葉にスレイが言った時
ギャオォォォ!!
スレイの言葉を遮るように近くから雄叫びが聞こえるのだったー…
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作者名：クーシー | 作成日時：2018年3月24日 22時
