▽続き ページ40
楠野side
怖くて震え出す足をトントンっと叩いて
レッスン室へと歩みを進める。
また...色々言われたら...。
怖くて、何度もうずくまる。
康「あぁ！Aちゃんやんな〜？どしたん、お腹痛い？」
「...康ちゃんさん...！」
康「あ、笑った。...もしかして、不安なん？」
少し躊躇ってからこくっと頷くと
康ちゃんさんは笑う。
康「アイツら、ホンマはむっちゃええ奴やで。せやからさ...俺も協力するから仲良くなれるようにしよーや！」
康ちゃんさんが居るなら
なんだか出来る気がした。
康「行こか。」
康ちゃんさんは笑顔でレッスン室の
ドアを開けた。
大「康ちゃん！おはよ〜！」
「あ...。」
大「...あ。」
一気に笑顔が凍りつく、西畑さん。
言わなあかん事がある。
仲直りの為の
第1歩や。
「昨日はすみませんでしたっ。あの...ジャニーズとかよう分からんまま入ってしまって、レッスンも足引っ張ってもーて...でも！」
大「別にそういうの要らんねん。」
「え...。」
大「そんなん言うて、同情してもらえるとでも思うたん？」
そう吐き捨てて
大西さんの所へ戻っていった。
予想外の返事に
自分が何か期待しとったことに気付く。
2人がじゃれ合う様子をボーっと見とったら
流星さんが何やら西畑さんに何かを言うて
こちらにやって来る。
流「ウチの大ちゃんが失礼な事を。ごめんなさい。」
ペコッと頭を下げる彼。
流「でも...大ちゃんは大ちゃんなりに色々考えとるんです。関西ジャニーズJrの事。」
彼はしっかりとした口調で言うた。
私より年下やとは思えへん。
流「せやから...あんまり余計な事せんといてください。お願いします。」
余計な事...。
ジャニーズに夢を抱くこと自体が
余計な事なんかもしらん。
流「ジャニーズに女の子。アナタは爆薬みたいなものです。」
「爆薬...？」
流「上手に使えば大きく道を開拓出来ます。でも、少しでも使い方を間違えれば...」
「...。」
流「大事故が起こる。多くの人が大切な物を失います。」
「...大事故。」
康「じゃあ、正しく使わんとなぁ。」
「え...」
康「正しく使えばなんの問題もあらへんやん。ジャニーさんはそう思っとるんやで？」
頑張ります。
その言葉がすぐに出てこなかった。
ジャニーズは多くの人の大切な物を
背負っているんや。
責任の重さを改めて実感した。
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咲良(プロフ) - みぃ☆さん» こちらこそよろしくお願いします(*´ω｀*)『関ジュの花』、『少年たち』も、私たちの別作品も楽しんで読んでいただければ嬉しいですッ！ (2019年10月4日 22時) (
レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - はい、okです♪ありがとうございました！！咲良さん、涼音さん、これからも、よろしくお願いします。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: c6d72d9d14 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 涼音さん» なんもだよ〜！あ、明日から来週までテストだから少年たち更新できない！！ごめんね(><)そーだ、TikTok荒らしといてね(*´ω｀*) (2019年10月4日 22時) (レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - 咲良さん» おけまる〜！ありがとう！ (2019年10月4日 22時) (レス) id: 8c6c513fbc (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - はい！大丈夫です！！ (2019年10月4日 22時) (レス) id: c6d72d9d14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2019年9月19日 22時
