story119 ページ30
隆平side
処置室入ってベッドに座ったけど、
相変わらずAは僕にしがみついたまま。
さっき切ったとこは
傷口にガーゼをあてて
きつめに包帯を巻いてんねんけど、
まだ血が止まってないみたいで
包帯にもうっすら血が滲んできとる。
Aの前では言わへんかったけど、
縫合せんと血ぃ止まらんと思うねん…。
傷口は大きくないんやけど、深さがな…。
亮「Aちゃん、ケガした方のおてて
先生に診せてくれるかな？」
亮ちゃん…出来る限り口調も言葉遣いも
優しく、優しくしてくれとる…。
隆「A？
ほら右手ここの台の上に乗せよな。
左手隆くんのこと掴んでてええから…な？」
「んっ……ｸﾞｽｯ………(泣)」
右手はちゃんと診察するための
台の上に乗せてくれたA。
でも傷口を診るのが怖いんか、
僕の胸んとこに顔をうずめて、
左手で僕の服をぎゅっと掴んでて…。
グスグズで甘えたさんやけど、
『やだぁぁぁっ!!』って泣き叫ばないのは
かなり頑張ってる証拠。
隆「偉いなぁ、A。
大丈夫やからなぁ〜」
固定の意味も込めて
Aの身体をふわっと抱きしめて
背中をさすってやる。
亮「包帯外してくな。」
亮ちゃんがクルクルと慎重に
包帯をほどいて、血が滲んだガーゼを
ピンセットでそーっと剥がす。
「(ﾋﾞｸｯ)んっ…(泣)」
痛みに敏感なAは
少し傷口に引っ付いたガーゼを
剥がすだけでも痛がって身体を
ビクッとさせとる。
亮「ちょっと痛かったかな？
ごめんな。」
そのAの小さな反応も見逃さず
声をかけてくれる亮ちゃん。
電気スタンドを付けて手元を照らすと、
傷口を慎重に診察していく。
「いたっ……痛いよぉ……隆くん…っ(泣)」
亮ちゃんが傷口を少し指で開くと
痛いと腕を動かしそうになるA。
亮「痛かったな。ごめんな…。」
隆「今亮ちゃん傷診てくれてるからな。
腕は動かさんと頑張ろ。大丈夫やで^^」
「ｸﾞｽｯ……(泣)」
亮「……ちょっと待っててな。」
そう言い残すと亮ちゃんは一度
処置室から出ていった。
数分後、戻ってきた亮ちゃんの手には
縫合に使うための道具が入ったトレイ。
やっぱり亮ちゃんも縫合が必要やと
思ったんやな。
A…頑張ろなぁ…。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - ゆうかさん» ゆうかさん、ありがとうございます！私もここでお話を書いたり、皆様の作品を読むのが毎日仕事の後の楽しみになってます…(笑)こんな駄作ですがこれから楽しんでもらえるよう頑張るので、引き続き読んでいただけると嬉しいです(*^^*)！ (2016年7月31日 17時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - りお☆さん» りお☆さん、ありがとうございます!!私もエイトさんみたいなお兄ちゃんいたらなぁ…って思いながら書いてます(笑)リサイタルは行けないのでまたドームツアーしてくれることを期待…(><)part4に移行したので引き続きよろしくお願いします＼(^^)／！ (2016年7月31日 17時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - まるりんさん» セトリヤバイですね！リサイタルでは他のジャニーズの曲歌ったりして楽しそうですよね〜行きたいな〜(><)まるりんさん合作とかもしてるしすごいなーって思って見てました(笑)part4でもよろしくお願いしますっ＼(^^)／ (2016年7月31日 17時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - ゆず丸さん お久しぶりです(*^^*)毎日仕事後の楽しみに読んでいます☆part4も楽しみにしています！ (2016年7月31日 15時) (レス) id: 6c35878269 (このIDを非表示/違反報告)
りお☆(プロフ) - いつもゆず丸さんの素敵な作品読んで元気貰ってます。こんなお兄ちゃんがいたらどんなに幸せな事か…(*^^*)今年こそ関ジャニに会いたかったです(泣)でもDVDという楽しみがあるのでそれまでゆず丸さんの作品からパワーいただきます！part4も楽しみにしています！ (2016年7月31日 1時) (レス) id: 3252235433 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2016年5月14日 22時
