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あなたside
目が覚めたら知らない天井。
「……村上先生の、家…」
一瞬自分がどこにいるか
わからなくなったけど…
昨日お母さんのところに行ったら
お母さんにも村上先生にも怒られて…
検査したらインフルエンザだって言われて…
それで村上先生が
家に連れて来てくれたんだった…。
村「…おー、おはよう。」
「おはよ……ございます……」
スウェットに寝癖……それに髭。
ピシッとした白衣の先生しか
知らなかったから、何だか新鮮。
村「…すまんな、こんなカッコで(笑)
どや、具合は。眠れたみたいやな。」
「うん……昨日よりは、楽かも……」
村「どれどれ。」
「っ、…//」
村上先生は私のおでこに手のひらをあてて。
村「んー、まだ少し熱いな。
ほれ、体温計。熱計れるか？」
「うん……
ベッド……先生どこで寝たの…？」
先生のベッド…私が使っちゃったから…。
村「一日くらいソファーで大丈夫や(笑)
…おっ、鳴ったなぁ。見してみ？」
「37.6…」
村「ん、少し下がったな。
もう熱のピークは超えたと思うけど、
まだしばらくは学校はお休みやで？」
「うん……ごめんなさい、迷惑かけて…」
村「…昨日も同じこと言うてたで？
気にせんでええ言うたやん(笑)」
「うそ……記憶にない…」
村「まぁ、熱で朦朧としとったしな。
とにかく、全然迷惑なんかちゃうからな。
Aちゃんが元気になってくれたら
それでええねん。な？(撫」
「っ、…ありがと……(涙)」
いつも家ではずっと一人だから…
人の優しさが身に染みる。
「…わたし、家に帰るね……」
もう昨日みたいに熱は高くないし、
一人でもなんとかやっていける…と思う。
村「…まだあかん。
完全に熱下がりきってないんやから。
とりあえず俺が仕事から帰るまで
ここで休んどき？」
「っ…でもっ…」
村「ええから。
あんな寒い部屋帰って
また熱がぶり返したらどないするん。
これは医者としての指示や。
ここで大人しくしときぃ。」
「……はい…」
村上先生が学校に
お休みの連絡もしてくれて…
結局その日ももう一日
村上先生の部屋に泊めてもらって、
次の日、もう熱が完全に下がってから
家に送ってもらった。
村上先生はまだ不満そうだったけど…
これ以上村上先生の優しさに触れていたら
一人ぼっちの家に帰りたくなくなる…
寂しくて一人で生きていけなくなる…
…そう思った。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - ♪あおば♪さん» お読みいただきありがとうございます！現在安くんと横さんのお話を何となーく作成中です！まだ公開は未定ですが、そのうち公開すると思うのでお待ちください(><)！ (2021年2月28日 17時) (
レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
♪あおば♪(プロフ) - 毎日読ませてもらってます！！！他の人のやつも見たくて仕方がないです！！！ゆっくりでいいので更新楽しみに待ってます♪♪ (2021年2月26日 20時) (レス) id: c155f748e9 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - ゆうちょんさん» お読みいただきありがとうございました！きっとこの先も二人仲良く暮らしていくはずです！(笑)シスコン☆ドクター。の方もぜひぜひよろしくお願いしますー(^^)笑 (2021年2月22日 21時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうちょん - 久しぶりに来てみたら村上先生が甘々でキュンキュンしました☆この先の甘々生活も目に浮かぶようです！高校生編も楽しみにしてます！これから、ゆっくり読みますね♪ (2021年2月21日 21時) (レス) id: 8ce1de55e3 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - りのさん» りのさん、お読みいただきありがとうございました！感動したと言っていただけて嬉しいです(^^)！次の更新は未定ですが、ぜひまた遊びに来てくださいね！ (2021年2月1日 21時) (レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2021年1月5日 21時
