神山くんと恋をする。3

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２人で寒いね〜なんて言いながら
仲良く手を繋いでお散歩をして。




久しぶりに２人でスーパーで買い物をした。



さりげなく車道を歩いてくれたり
荷物を軽々と持ってくれるともくんの
そんな男らしい所にもいちいちドキドキする。





そして今、２人で作ったお鍋を食べている。






「去年まで１人が当たり前だったから
ともくんと２人でお鍋食べれるの、幸せだな。」




「俺もAと一緒だと幸せ。」




にっこり笑ってくれるともくんが可愛い。





「A、はよ食べんと俺が全部食べてまうで？」





「だめ！！！」




「ふはっ、食い意地張っとるなぁ〜」




「そんな事言うならともくんの分も食べちゃうからね。」




「ほんまに食べられそうで怖いわ。笑」





なんて２人で笑いながらお鍋をつついていた時。





〜〜〜〜♪♪





「A携帯鳴ってへん？」




「あ、七瀬からだ。」




「出てええよ？」




「ありがと。」





今日は七瀬の誕生日。
もう夜だし、桐山先輩が伝えたのだろうか。





「もしもし！」




ドキドキしながら電話に出た。




『A〜〜〜！！！』




「七瀬、お誕生日おめでとう。」




『ありがとう！！A聞いてよ〜〜』




「どうしたの？」




いつもよりテンションの高い七瀬。
どうしたの？なんて言っている私だけど
この後七瀬が言うであろう言葉は分かっている。




『照史に結婚しようって言われた！どうしよ！！』




「どうするの？？笑」




『もちろんオッケーしたんだけど！！！』




「おめでとう！幸せそうで何より！」




『ありがとう〜！ねぇ、もしかして知ってた？』




「桐山先輩に悪いから言えないよ！」




『え、知ってたの？？
とりあえずAに1番に報告したかった！！』




「ふふっ、ありがとう。
本当におめでとう！幸せになってね！」




『A〜ありがとう！！
近々話そ！神山くんとの事も聞きたいし！
また明日ね〜！！』




「おやすみ！」





弾丸な七瀬からの電話を切ると、
不思議そうな顔のともくん。



「照史さん、もしかして…」




「うん、そのもしかして。」




「え、ほんまに！？」




「今日七瀬の誕生日だもん。」





謎が解けたともくんは、
すごく驚いた顔をしている。
そんな１つ１つの表情も、とても可愛い。






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評価、コメントありがとうございます！
体調には気をつけてこれからも頑張ります^_^






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