神山くんと恋をする。2

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お盆休みも明け、9月の上期決算に向けて
毎日めまぐるしく忙しい。
Aと過ごせる時間も短くて精神的にキツイ。




大阪にいた頃どうやって頑張ってたんやっけ？
あの頃Aに会いたいの一心で頑張っていた
俺からしたら今の俺はかなり贅沢者や。




月初から給料日に向けてAは忙しそう。
支えてやりたいんやけど、俺も残業で。
毎日LINEを送ることと、食堂で見かけた時に
話しかける事しかでけへん。




忙しいAを支えてやりたい。
なんて思ってるんやけど。
なんやかんや俺が支えてもらってばっかりや。





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月の半ばに入り三連休前の金曜日で
Aの怒涛の2週間は終わったみたいで。
三連休の予定を聞かれたけど、
俺はデザイン作成の目処が立たず土曜は出勤。




そんな俺に食事を用意して待っていてくれる
なんて言ってくれるから残業も休日出勤も
頑張れてしまう。ほんまにAには感謝や。




久々にAと過ごせる週末が楽しみで。
それだけで仕事へのモチベーションも
上がってしまうやなんて。
俺もほんま単純やな。笑




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なんとか休日出勤を終え、
デザインも出来上がって後は休み明けに
クライアントへ提出する。
集中して仕事出来てほんまに有意義な時間やった。
納得する出来上がりやし、ほんまにAのおかげや。





「ただいま〜。うわ、めっちゃええ匂いする！」




「おつかれさま。先お風呂入ってきな？」




Aのアパートへ帰ると、
キッチンからエプロンをつけたAが
ちょこっと顔を出して、笑ってくれる。




あぁ、ほんまに可愛ええ。一瞬で癒された。
早くお風呂入ってAの手伝いしたいんやけど。
しばらく会えてなかったから、我慢できなくて。




Aを強く抱き締める。
そうするとAも俺の腰に手を回して
抱き締め返してくれるから。
嫌じゃないんやな〜って安心する。




「あ〜やっぱ安心するなぁ。
最近Aに会えへんくて寂しかったわぁ」




なんて俺が珍しく素直に甘えてみると。





「ん。私も寂しかった。」




なんて照れた顔で甘え返してくれるA。
ほんまに可愛ええ。
我慢できずにAにキスすると
さらに顔真っ赤にして照れてくれて。




付き合って2ヶ月で、数えきれないくらい
キスしてきたんやけどな。
未だにちょっとの事で顔真っ赤にしてくれるから。
キスする俺までドキドキするしすごく照れる。
Aとのこういう時間を大事にしたい。





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