神山くんと恋をする。2

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「ともくんっ」



「A、めちゃめちゃ可愛いかったで？」



「やめてよ。恥ずかしい。
ともくんも死ぬ程格好良かった。」




私が甘えてともくんに抱きつくと。
きつく抱き締めかえしてくれるともくん。
とっても幸せだ。



ともくんとの行為は
とても幸せで、身体も心も充分に満たされた。
凄く気持ちよかったし、相性が良いのだろう。笑




一線を越えてしまえば、
今までより素直に、大胆に甘えられている。
甘えれば嬉しそうに受け止めてくれるともくん。
本当にこの人の彼女になれて、幸せだ。





「これからもずっと
こういう初々しい関係でいような？」



「うん。ともくんと一緒だと
ドキドキしっぱなしだよ。」



「それは俺も同じやで。A眠いんやろ？」



「うん、ちょっと疲れちゃったみたい。」



「ははっ。ほんま可愛ええなぁ。
休みやし、もうちょっと寝よか。」




そう言って腕まくらをしてくれるともくん。
優しく笑う笑顔は、先程までとは大違いだ。



お昼はとっくに過ぎているけど、
今はともくんと余韻に浸って眠りたい。



「ともくん。」



「ん？」



「へへ、だいすき。」



「あんまり可愛ええともう一回するで？」



「今は無理っ！」



「せんから大丈夫やで。笑
俺の方が大好きやからな！おやすみ。」




私に優しくキスをしてくれて
2人でまた眠りにつく。








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「……あれ？ともくん？」




目が覚めると、隣で寝たはずのともくんがいない。
久々の行為のせいで少し重たい腰を上げて、
ベッドから起き上がり、ともくんが行為前に畳んだ
服を着て、キッチンへの扉を開ける。




「あ、A起きたん？おはよう。」




「おはよう。何してるの？」



「Aに無理させてもうたし、
時間も時間だから少し早い夕ご飯の支度やで！」



「ごめん、すぐ手伝う！」



「腰、痛いんやろ？
ソファでテレビでも見ててや。
今日は無理せんで、俺がやったるから。」




そう言ってソファに連れてかれてしまった。
ともくんの前で腰を叩いてしまったから
痛いのがバレてしまったのだろう。





テレビを見ていても、1人じゃつまらない。
机の上に置いたままの避妊具の箱が、生々しい。
私の部屋なのに何故これがあるのだろう。




キッチンからは包丁で何かを切っている音や、
おなべを開ける音等が聞こえる。
ともくんが手際よく料理しているのだろう。




お腹も空いてるし
何が出てくるか楽しみだ。






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