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Yunho Side
下のコンビニに来て先に自分の飲み物を棚から取ってアイスのコーナーへ
2人ともチョコでいいかな、やっぱり1つずつ買って行こうかな
なんて考えながら2つアイスを取ってレジに向かう
「462円のお買い上げでございます」
お金を払って袋をもらってコンビニから出る
……と、
入れ替わりでコンビニに入ろうとしたのはA
「……ユノ」
会いたくなかったって顔をされて傷つくけど、ここでこうやってまた会ったのは早く区切りをつけて次に進めと言われてるみたいで。
『…Aが買うの待ってるから、だからそのあとちょっとでも話できない、?』
ダメ元で聞いてみる
黙り込んでるし、ダメか
「………うん、わかった。」
返ってきたのはまさかの返事で
『あ、なら待ってるから』
ほんとに俺は運がいいのか悪いのか
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屋上に物を干す用なのか、大きなバルコニーがあるとエレベーターに書いてたのを思い出した
『時間大丈夫、?ほら、その…彼氏とか』
「うん。大丈夫」
自分の口からAに向けてこんなことを聞くなんて。
バルコニーに着いて近くにあったイスに並んで座った
電灯がある下の椅子だから少し薄暗いけどまあいい
…何から話したらいいのかわからない
けど、ここできっぱり諦めてこれからやっていくために全部話そうと思った
『えっと……』
「…………ユノ、やっぱり私ユノが好き……」
涙を流しながら震えた声でAが突然そう言った
『え、』
「……あんな振られ方して、悲しくて、ずっとこうなるのが普通だったんだって自分に思い込ませて…,
けどダメだった。何かあるたびにユノのこと考えちゃうんだもん……ユノ…っ、ユノが好き、忘れられない」
『……ごめんな、こんなことになって』
気付けばAのことを抱きしめてて、
『…俺もずっとAが好きで忘れられなかった。どれだけ他のことに集中しようとしても、ふとした瞬間にAのこと考えちゃってた』
また気付けばそんな言葉を並べていて、
「次はもう離さないって、あの時みたいに約束して……?」
『………もう絶対離さない』
絶対この選択が正解じゃないって分かっていても自分では止められなかった
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ふぁ - 初めまして!完結まで読ませて頂きました!元々マッジュペンなのに、、、あれ?笑、あら?ロック画面ゆのさん…になったな…笑、、こんな素敵なお話を書いてくれてありがとうございます。。ルルさんのこれからの作品も楽しみにしてます! (2020年4月18日 4時) (レス) id: 1e3ba46e06 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - はじめまして!ルルさんのおはなしひっそりと覗いていました。とても面白くてほんじゅんくん推しだったはずなのにいつの間にかゆのくん推しになりつつあります!笑 次のお話も公開されたらまた読まさせていただきます^^*完結おめでとうございます! (2020年4月18日 1時) (レス) id: 7865debd6c (このIDを非表示/違反報告)
オンマ(プロフ) - ステキすぎて泣きそう(><) 完結おめでとうございます。 次のお話も楽しみに待ってます^^ (2020年4月17日 10時) (レス) id: 51e1e6ee34 (このIDを非表示/違反報告)
Kirin_17(プロフ) - 他の方の為にもボードにコメントしますね! (2020年3月25日 12時) (レス) id: f73972a48b (このIDを非表示/違反報告)
Kirin_17(プロフ) - すいません(´TωT`)ボードにコメ書いた方がいいですか?? (2020年3月22日 22時) (レス) id: f73972a48b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルル | 作成日時:2020年3月1日 13時