五十三話 ページ20
「なんつってな。最近のツナ頼もしーからな。」
山本は真剣な表情をコロッと笑顔に変えて見せるが、その表情は、やっぱりどこか無理をしているように見えた。
「(あんな山本のカオ、みたことないよ。相談○○りたいけど…リ○のことは知られたくないしなー。)」
「………………。」
「やっぱ…努力…しかないんじゃ……ないか…な…。(ぐへ〜〜〜。オレってウソつき〜〜っ。)」
「だよな。」
「へ！？」
「いや、オレもそーじゃねーかなーっておもってたんだ。さすがツナ、気があうねぇ。な、Aもそうおもうだろ？」
「そ…そう？」
「………そうですねー。僕も野球のポイントとか調べてみますよー。」
「おっ、ありがとな！お〜し、今日は居残ってガンガン練習すっぞーっ。」
「ハハハ。(いいこと言った〜！！)」
…僕が山本のためにできることってこれくらいしかないもんな。
おっし、今夜も徹夜だーっ。
翌日。僕は野球のポイントをまとめた資料を持って、少し遅めに登校した。
いや、体がなんか重いんだよね。
けけけ、決して寝坊とかじゃないし！？
まず寝てないし、3週間くらい！！
よくそれで生きてられるなって？そんなの僕が最強だからに決まってるだろ☆
って、教室に誰もいない！？
そっか、もう！！
僕は急いでツナと山本が落ちてきそうな場所に移動した。
「死ぬ気で山本を助ける！！！」
「ツナ！」
ちょうどツナが落ちてきたところだった。
セ、セーフ！
「かっ、かゆい！つむじが、かゆーい！！！」
！スプリング弾を撃たれたということは！
地面にツナのつむじがバネのようになり、跳ね返ってきたふたりを受け止めた。
「うぶっ。」
け、結構な衝撃やな…。
「山本、大丈夫か？」
死ぬ気が解けたツナが慌てたように聞く。
「ああ。ツナ！おまえスゲーな。」
「えっ？」
「おまえ言うとーりだ。死ぬ気でやってみなくっちゃな。」
「！」
「オレ、どーかしちまってたな。バカがふさぎこむとロクなことねーってな。」
「山本…！(リ○サンキュー。死ぬ気が山本を救ったよ。)」
晴れ晴れとした山本の笑顔に、ツナもとても嬉しそうだ。
こんな中割り込むのは気が引けるけど…
「ねえ…ツナ、山本ー。…訳、聞かせてくれますよねー？」
それとこれとは別である。
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夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - seraさん» ありがとうございます！ (2018年11月20日 17時) (
レス) id: be5de4e45a (このIDを非表示/違反報告)
sera(プロフ) - アドバイス、夢さんのボードの方に書かせて頂くのでよろしければそちらを見てください。 (2018年11月19日 19時) (レス) id: 28f01b04a4 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 弥生さん» ありがとう！！今回はハロウィンのに比べて糖度低めになると思うけど完結は約束するぜ！！ (2018年11月11日 22時) (レス) id: a76610752b (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - ポッキー!!!頭のなかで二人の光景が思い浮かんでさらに爆笑していた(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)夢ちゃん頑張ってね(*´∀｀*) (2018年11月11日 18時) (レス) id: 6f48ec4925 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 美香さん» フラグついたのはこちらだけなのでおそらく違うと思われます。コメントありがとうございます！！ (2018年11月8日 22時) (レス) id: a76610752b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ | 作成日時：2018年10月14日 8時
