きらきら ページ7
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(今回いつも以上に時間がぐるぐるします)
「あ!それ!星川の鍵!!」
『え?』
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「ほちってばほんとにどじ」
「やまにだけは言われたくないんだけど、星川。」
「まぁ、どうしても見つからんかったら泊めてやるよ」
「フミ〜♡」
「どうしてもだから。」
「とりあえずやまも手伝うから鍵探そう、ほち!」
「やま〜!!!はぁ、やっぱ持つべきものは同期なんだよなぁ!!」
神社の鳥居の下で、金髪のオッドアイの少女は明らかに人ではない2人に飛びついた。1人は面倒くさそうに、ひとりは早く探そうと急かす。
夕陽が彼女らの影を長く延ばした。
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『わぁ!かぎだ!みてみてかざきおねえちゃん!』
森中「ほんとだ。だれがおとしたのかな?交番にもっていこっか、ひなたちゃん交番わかんないでしょ?こっちだよー」
花咲に手を引かれて、Aは歩き出す。学校に通い始めて3日。すっかり花咲とちひろに懐いたAは、休み時間は常に4年生の教室にいた。
もちろん、転校生などという貴重な存在、クラスメイトには大人気だ。
そんなこんなで、本日に至る訳だが、今日はちひろが「本社にいく」などといってひとりで行ってしまったので花咲と2人で帰った。そして公園で思う存分遊び、夕陽が顔を出したのでそろそろ、と帰路に就いている。
『でもかざきおねえちゃん、きょうはこらぼはいしん?があるんでしょ?』
森中「……。そうじゃん!!かざ今日配信じゃん!!ひなたちゃん!ごめんね、ここまっすぐいって左いけばこうばんだから!あ、神社のとこは曲がるんじゃないぞ!?じゃ!」
『うん!またあしたね、かざきおねえちゃん!』
嵐のように去っていった花咲に、ニコニコで手を振りながら、Aは交番に向かって歩き出す。
「あ!それ!星川の鍵!!」
『え?』
そして冒頭に戻るわけだ。
『これ?これ、おねえちゃんのかぎ?』
「そうそれ!それ星川のかぎ!」
『ほんとに?!よかったね!みつかったね!はい、どうぞ!』
「んゎ、かわよ……ありがとう、ほんとに!!」
『あたしね、そのかぎのね、おほしさまのきーほるだーとってもかわいいなぁっておもったから、だいじにしてあげてね!
おめめのきれいなきらきらのおねえちゃん!』
「いやかわいいかよ」
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*24*(プロフ) - お友達のお名前、少し面倒かもしれませんが、読者側が設定出来るタイプにしたらどうでしょうか。主様の負担が増えてしまいますが…… P.S.更新ありがとうございます!!楽しく読ませてもらってます。これからも応援しています! (3月2日 7時) (レス) @page19 id: 1f8786d2bd (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - またにじさんじにハマり今色々と見て回ってるとこ見させていただきました!!すごく面白くて気づいたら全部見終わってました!続き待ってます! (3月1日 22時) (レス) @page18 id: a8c300d8b9 (このIDを非表示/違反報告)
本が大好きなハリネズミ(プロフ) - 友達なのでともこちゃん(漢字は考えてない)とか…安直すぎますかね? (2月29日 17時) (レス) @page16 id: 73a477d291 (このIDを非表示/違反報告)
0 - あっ好きですLOVEです恋です(?????) (2月25日 18時) (レス) @page15 id: 645ad981c2 (このIDを非表示/違反報告)
サーマル - コメント失礼します。連載初期から読んでいるのですが、主人公とみんなとのやりとりがとても良きでお気に入りの小説です。リクエストでaknとの絡みをお願いできますか?これからも応援しています。 (2022年10月31日 15時) (レス) id: f29b2f6f74 (このIDを非表示/違反報告)
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