45 daiki side ページ45
( daiki side )
「俺はAを愛してるで」
初めて呼び捨てで呼んだかもしれない
Aちゃんは少しびっくりしてたけど嬉しそうに笑ってくれた
そのまま俺たちはお互いを抱きしめ合いながら眠った
明日には福岡に戻ってしまうAちゃんの温もりを忘れないように、力強く抱きしめた
朝、俺が目を覚ますとAちゃんがいなくて、俺が寝室を出るとキッチンに立っていた
A「大毅くんおはよう！」
「おはよう」
この光景が懐かしくて、俺はAちゃんに抱きついた
A「ちょっと！大毅くん！」
「ええやん。嬉しいんやもん」
A「朝ごはん食べないの？」
「食べる！！！けど離れへん！！」
そのまま俺はAちゃんに呆れられながらも、ご飯を作っている間ずっとくっついていた
もしかしたらまだ目を覚ましてなかったかもしれない
もしかしたら歩けないままだったかもしれない
もしかしたらAちゃんの声が聞けないままだったのかもしれない
そんな事を考えると
今Aちゃんがここにいるのは奇跡なのかもしれない
俺の涙腺が緩みかけたとき、
A「私がここにいるのって奇跡かもしれないんだよね」
俺と同じことを思っていたAちゃんに俺はびっくりした
「やったらこれも奇跡やで
同じ事を同じタイミングで思ってるんやから」
A「すごいね。私たち」
Aちゃんの目も潤んでいて、２人で笑い合った
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nila(プロフ) - yuinayuina0128さん» コメントありがとうございます！そして嬉しいお言葉ありがとうございます！！書いていて不安もあったのですが、楽しみにして下さってる方がいて嬉しいです(;_;)これからも引き続き更新していくのでよろしくお願いします！ (2020年5月29日 1時) (
レス) id: 47634150f5 (このIDを非表示/違反報告)
yuinayuina0128(プロフ) - めっちゃこのお話好きなんです！更新も沢山してくださって今お気に入りにしてる作品の中で一番楽しみにしてます！！これからも無理せず頑張ってください！！ (2020年5月29日 0時) (レス) id: d6cfde0590 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nila | 作成日時：2020年5月28日 2時
