41 daiki side ページ41
( daiki side )
直「あ！でも事務所での仕事ぐらいしかお願いしないと思うんで、皆さんに会うことはないと思います！」
望「えぇ〜！連れて来てや！」
智「ほんとやん！見てみたいわ！」
直「機会があればですね(笑)」
みんなが杉本のアシスタントの話で盛り上がってる中、俺は興味なくてその場から離れてダンスの練習を始める
そしたら横に照史が来て一緒に踊りながら話しかけてくる
照「しげは興味ないんや」
「あぁ。べつに」
照「なぁこんな事聞いてええんかわからんけど、
しげって人を好きになろうとか思わへんの？」
急に変な事を言ってくるから俺は踊るのを辞めて床に座った
「好きって感情すら忘れたわ
女優さんとかモデルさん見ても綺麗やなぁ、かわええなぁとは思うけど好きには全くならへん。
それにセンターやしアイドルやし恋愛したらファン裏切ってまうやん
グループのイメージも悪なるし」
照「しげらしいわ(笑)
でも俺思うねん
恋愛してもええんちゃうかなって。
だってその恋愛で得た感情がそのままダンスとか歌の表現力にも繋がるんやないかなって。
それにこの先絶対しげの心の中にスッと入ってくる女性がおると思うねん。
だからその時にアイドルやからって理由で、自分の気持ちに嘘ついてほしくないねん」
正直びっくりした
照史から今までそんな事言われたことがなかったから。
照「俺らだって1人の男性やで？」
そう言って照史は笑った
「せやな」
つられて俺も笑って、2人で立ち上がってダンスの練習を再開した
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作者名：nila | 作成日時：2020年5月15日 23時
