せいこうしょう前提に付き合ってください！！ 【 桃 】

小瀧くんのコミュ力舐めてた 。 ページ19

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小瀧くんとだいちゃんが出るリレーをともひろくんと一緒に応援 。




だいちゃんが小瀧くんにバトンを繋いで 、 小瀧くんはアンカー 。




なんだけど 、 私たちのクラスは今3位 。



そのままだいちゃんにバトンが繋がれた 。




『 だいちゃん 、 抜け ーーー ！！！！ 』

智 「 しげやったら行けるー ！！ 」

母「 大毅くーーーん ！！ 」




私たちの応援に答えるように少しずつ2位の子と距離を詰める 。



ぎりぎり抜けず 、 そのままアンカー小瀧くんへバトンが繋がれる 。




智 「 のんちゃーーーん ！！ のんちゃんやった抜ける ！！ 」

『 小瀧くん頑張れ ーーーーー ！！！！！ 』




あと半周ってところで1位の子と並んだくらいで 。





抜ける ！！





小瀧くんが1位の子を抜いた瞬間 、 一気にブワッと歓声が上がる 。



小瀧くんはそのままゴールテープをいちばんに切った 。



お昼休憩になって 、 お母さんたちが私の元へ突撃してきた 。



母 「 大毅くん良かったわよ ！！ 」

重 「 ほんまっすか ！！ わーい ！！ 」

父 「 ほら 、 遠慮せず食べなさい 」

智 「 今年も凄いっすね (笑) 」

母 「 それより ！！ この子凄いイケメンじゃなーい ♡ 」

望 「 えへ ♡ ありがとうございます ♡ 」



小瀧くんをおいて美味しく弁当を食べる 。


あー 、 おいし 。



望 「 お父さん ！ お母さん ！ Aちゃんをお嫁さんにしていいですか ！！ 」

母 「 イケメンなのに 、 この子でいいの ？ 」

望 「 Aちゃんがええんです ！！ 」

父 「 望くんうちの子を頼んだよ 」

『 勝手に頼まないでよ 。 私は小瀧くんと結婚しないし 、 そもそも付き合ってもない ！ 』




こんな私の両親と仲良くなるとは思わなかった 、 小瀧くんのコミュ力舐めてたわ ···· 。

チアリーディングには参加しません 。→←相変わらず通常運転で 。

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