【ヒロアカ】失敗作少女はヴィランとともに 2 (ページ4)

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雄英高校での生活！11 ページ4

飯田「…よろしくな、甘城さん！

何か作戦はあるか？…彼らは強いぞ…」

場所を移動し、演習場の最上階、ハリボテの核のある場所で、私達は作戦を考えていた。そう、

くじの結果、私達は敵チームとなったのだ。

『…そうだね…あの氷結ぶっぱをされちゃうと、まずいよね…』

私達の敵、ヒーローチームの轟君は、1回目の試合で、建物ごと対戦相手の2人をを凍らせて、動きを封じ、核を回収するというチート並みの技を使っていた。

おそらく今回もその技で来ると思う。だから私達はその氷結をどう防ぐかを考えているというわけだ。

『…あのね、飯田君…こういうのがいいと思うんだ…_____…』

飯田「___！？」

私達はしっかりと作戦を立て、開始の合図を待った。

『(そう、私は敵(ヴィラン)…アジトに兵器を隠し持ってる…向かってくるヒーローを…なんとしてでも追い返して、アジトを守るの…何をしてでも…)』

心の中でスイッチを切り替える。戦闘モード…だ。

オールマイト「それではスタートだ！」

いよいよスタートだ。彼らがくるまでには時間がある。

飯田「タイミングは頼んだぞ！！ここでヒーロー共を迎え撃つのだ！ククク！」

『う、うん…！』

飯田君は、1回目のようにすっかり敵になりきっている(彼なりに)やっぱり真面目だなぁ…

私達の作戦はこうだ。

少し前～
飯田「やはり俺の機動力を使って、すぐに2人を捕まえるのがいいんじゃないか？」

『うーん、難しいかも。入り口で待ち構えるにしても、索敵能力のある障子君がいるし、奇襲とかはできないと考えた方がいいかも。

私達は彼らをここで待とう。彼らは必ず核兵器を狙ってここにくるんだ。そこを狙わない手はないよ。

でもここにいるだけじゃ氷に捕まる…だから飯田君は私が合図したら、そこの窓から外に飛び出して、障子君の方を倒しに行って。

きっと障子君、1回目と同じで、氷を避けるために外にいると思うから。飯田くんは、障子くんだけ止めてくれたらいいから。』

私は自分の作戦を述べる。

飯田「わかった。…しかし、それでは甘城さんが凍ってしまうのではないか！？」

『大丈夫。私の事信じて。』
そういうと私は立ち上がった。

『頑張ろうね。』

飯田「そうだな！」

そして今_____

…！来る。感覚でわかる。彼らは今、この建物のすぐ前に立っている！

『…！今！飯田くん！！』

飯田「ああ！！」

飯田くんが私の合図で外に飛び出した。と、同時に氷がビル一面を覆った。