青い監獄と護衛係と【ブルーロック】【呪術廻戦】

恋人…？？ ページ36

『あー、えっと、カイザー？助けてくれてありがとう…？』





というとカイザーは無言で私のバックをあさる。





え？？助けたお礼に金よこせってか？？





なんてこと思ってたら翻訳イヤホンを取り出し、つけてくれた。





カイザー「A、怪我はないか？」





『え、あ、うん。大丈夫。』





カイザー「そうか。じゃあ帰るぞA。」





『はーい』




と、私とカイザーは歩き始める。



流れるように荷物を持ってくれたところはモテるポイントだと思う。




無言で行くのもなんなので、気になったことを聞いてみる。





『ねえ、カイザー、どうして来てくれたの。』




カイザー「…ノアに頼まれてきた、お前じゃ迷って泣くがオチだからな。」





『否定できないのがムカつく』




クソ…てか、顔面良いなおい。スタイルいいし、まあ、性格はアレだけど…




あ、てかドイツってナンパ結構あるのかな。普通に気になる。





『ドイツってナンパ結構あるの？』





カイザー「ドイツ人はあまりナンパしないぞ。…まあ、例外もいるが。」





『ふーん、カイザーもすることあんの？』




カイザー「する訳ないだろバカ、あっても逆だ逆。」




え、コイツ逆ナンされんの…まあ、性格以外は完璧だけど




カイザー「てか、A〜、最初からイヤホンつければ多少なんとかなったんじゃないか？(笑)」





『しゃーないだろ！初めだったもん！』



焦ったんだよ！悪かったな！



カイザー「…まあ、お前には聞かせたくない事があったからいいか。」




『え？？なんそれ？？』




カイザー「なんでもない。」





『てか、カイザー。どうやって追い払ったの？？』




カイザー「ん？「恋人」っと言ったな」











『ふーん、……え？』




こいびと…コイビト…恋人…




『恋人！？』



ニヤニヤするカイザー。



え、マジ意味わからん！もっと、「コイツ結構ヤバいやつですよ。初日で寝坊するようなやつです。」



とか、言って撃退すると思った！



ああ…やべぇ。恋愛経験とか全くないからこういうの慣れてない…！！



めっちゃ顔熱い…






カイザー「どうしたA。顔が真っ赤だぞ、まるでトマトだな(笑)クソ愉快」




『バカヤロー！！』




カイザー「！」




カイザーのケツに思いっきり蹴りを入れてやる。




カイザー「…痛いぞA〜。なにすんだ。」




『なんで恋人なんだよ？！お前は虚言癖があるの！？』




カイザー「助かったんだからいいだろ。感謝しろ、感謝。」



『ぐっ…なにも言えね…』



カイザー「そのツラ、クソおもしろ。」



『っるせえ！』

フラグ→←初めてのナンパ(※ちょっと下ネタ出てきます！)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す