0208birthday→大平峻也 ページ4
A視点ー
A「今日は峻也くんの誕生日〜♪♪」
と、鼻歌を歌いつつスキップしながら歩く
今日2月8日は大平峻也くんの誕生日！
ちゃんとお祝いしたくてミニケーキ作ってきたのだ！
ガチャリとドアを開け中を見ると…
大平「あ、Aちゃん
おはよう！！」
と、エンジェルスマイルでお出迎えしてくれた峻也くん。
辺りを見渡すと、幸いなことにスタジオには私と峻也くんの二人だけだった
プレゼントを渡すなら今しかない…！
A「おはよう峻也くん！
それとお誕生日おめでとう！！」
プレゼントを渡すと、目をキラキラと輝かせる峻也くん
大平「え！？
Aちゃん、僕の誕生日覚えててくれたの！？
ありがとう、めちゃくちゃ嬉しい！！」
A「当然だよ！
何たって、大切な友達の誕生日だからねo(`･ω´･+o) ﾄﾞﾔｧ…！」
と、ドヤ顔混じりに言うと
いつもなら笑ってくれるはずの峻也くんの顔は真顔だった
A「あ、あれ？
峻也くん…？」
不安になって名前を呼ぶが、峻也くんはまだ真顔のまま…
様子を伺うと、徐に口を開いた…
大平「と…か…に…い…？」
え？蟹？
訳が分からず聞き返すと
大平「…友達って関係、終わりにしてもいい…？」
と、呟いた
え、私、嫌われるようなことしたかな？
ーただ喜んで欲しかっただけなのに…ー
不安が募り、気づいたら泣いていた私を見て
峻也くんが慌てだした
大平「ご、ごめん！
Aちゃん、泣かないで〜！！」
焦った峻也くんは何を思ったのか
私を腕の中に閉じ込めた
A「っ、峻也く…！？」
大平「ごめんね、僕の言い方が良くなかったよね」
静かに語り出した峻也くんの声に耳を傾けると
大平「さっき言った友達って関係を終わらせるのは、Aちゃんを嫌いになったからじゃないんだ」
嫌われてないみたいで安心したけど
じゃあ何でそんな事を言ったのか益々分からなかった
A「…じゃあ、どうして…？」
思わず聞き返したら笑顔でこう答えてくれた峻也くん
大平「僕が、Aちゃんを好きだから！」
…………え？
A「えっ！？」
大平「あはは(笑)
驚かせてごめんね？でも本気。
あ、言っとくけどlikeじゃなくてloveだからね？」
ま、まさか峻也くんが…
あ、返事！
返事しないと…！！
大平「返事は別に今じゃなくてもいいよ？
そろそろみんな来るだろうA「…私も！」えっ？」
A「私も大好き…！！」
この後、スタジオに来たみんなに弄られたのは別のお話
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作者名：楓 | 作成日時：2018年2月4日 23時
