占いツクール
検索窓
今日:432 hit、昨日:323 hit、合計:564,899 hit

34 ページ34

試合が始まってしばらくたった。基本的には野薔薇の観察をしていた私だけれど、モニター上では全ての術師の交戦がリアルタイムで確認できていた。その映像を見ながら、私は他校の呪術師達の能力を観察していた。

虎杖君と同じ近接攻撃特化型の呪術師に、箒を操る呪術師、刀の呪術師に弓矢を操る呪術師、ロボットを操る呪術師に、拳銃使いの呪術師。

なんだ。こうしてみると道具使ってる人多いじゃん。

もちろんみんな呪術と道具の合わせ技ではあるけれど。でもこのメンツと戦うなら、道具しか使わない私でも目立たなかったんじゃ?

いや、でもバレるかな。

うーん、と首を捻っていると、ふと、歌姫先生がコチラをじっと見つめていることに気がついた。

「なに、か?」

「……あなた、小松Aって言ったわよね。」

これまた、意味がわからない質問だ。

私は眉を持ち上げながらも答えた。

「はい。私は、小松、Aです。」

「小松って、聞いたことない家名ね。非術師の家系?ご両親の旧姓は?」

おっと。

私は開きかけた口を閉じた。

「…………なぜ、それを聞く、のですか?」

姿勢を正し、歌姫先生にまっすぐ向き直りながらそう聞いた。私の顔つきや態度が変わったのを見て、先生は怪訝な顔をした。けれどもまだ、私の“本気”を謀りかねているようだった。先生は少し間を置いてから、こう言った。

「なんとなく、よ。それで、実際にはどうなの。」

答えをはぐらかされるのは、好きじゃないんだけどなぁ。

私は声と視線を落とした。

「小松は、非術師、です。そして私の名前、は、小松A。」

これ以上のことは、私にも答えられない。答えを知らないから。

だからこそ、私はこの名前について聞いてきたこの女の存在が不思議だった。

35→←33



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (376 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1121人がお気に入り
設定キーワード:呪術廻戦 , 夢小説
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

柑橘(プロフ) - 尊都さん» ご指摘ありがとうございます!変更させていただきました。またなにかお気づきの点があればコメントください。 (11月26日 3時) (レス) id: 3b878783b1 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - 稔米さん» ありがとうございます!五条先生とはギスギスして欲しいのでこのまま緩くやっていきたいです。 (11月26日 3時) (レス) id: 3b878783b1 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - わかたくさん» ありがとうございます。更新頑張ります! (11月26日 3時) (レス) id: 3b878783b1 (このIDを非表示/違反報告)
尊都(プロフ) - 五条先生ってみんな下の名前じゃありませんでした? (11月26日 2時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
稔米 - 好き過ぎます!なんかこれから色んな事実が発覚してくのかなーと楽しみにしておりマス!私は五条さんとの絡みが好きです!なんか甘々じゃない感じの…w (11月25日 22時) (レス) id: 861890d0d1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:柑橘 | 作成日時:2020年11月24日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。