�爛泪泙縫丱譴覆い茲Δ豊� ｢R｣ ページ6
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何年ぶりだろう。久しぶりに風邪をひいてしまった。
あぁつまんないな、みんなと鬼ごっこしたかったな…
なんて思いながら、誰もいないがらんどうの医務室で、目を瞑る。
昨日の雨のせいだ。ママにバレないように、何故か外に出たんだよなぁ。馬鹿だなぁ…
雨が本当に楽しくて、結局傘を投げ飛ばして一人で遊んでたら風邪よ…
今日は昨日の雨が信じられないくらいの晴天で。いいなぁ皆。
まあ私が馬鹿だっただけなんだけど。
そんな事を考えていると、ノックが聞こえた。ママかと思ったけど、そのノックの音の位置が若干低い。エマかな、ノーマンかな、優しいな、と思って｢はーい｣と声をかけると、その正体はレイだった。
｢よお、お馬鹿さん｣
っていつもの皮肉な声が聞こえたけれど、私は拍子抜けていた。だって、あのレイがお見舞いなんて。まさか貴方だとは思わないじゃない。
｢なんだよそのしかめっ面。ほんとは人が来て嬉しいくせにさ｣
｢ち、違う！まさか、その…レイだとは思わなかっただけなの！｣
びっくりして思わず大声を出してしまう。途端に咳が出た。
あれ、風邪ってこんなに苦しかったっけ？
と思ってるうちに、｢馬鹿あんま大きい声出すな。風邪も酷くなるしママも来ちまうだろ？｣なんてたしなめられる。その片方の口角を上げた笑みにどきっとしてしまう自分は重症なのだろうか。
｢あっ、そうよ。ママに許可は取ってるの？一応風邪ひいてるし、移ったら大変だよ…？｣
この様子だと許可なんてとってるはずも無いだろうけど、なにせレイと話す口実が欲しかっただけ。
するとレイは、｢お揃いだよ｣と笑った。
何がお揃いなのだろうか。
｢まさかレイも風邪ひいたの!?ばっかみたい！｣
そう言って嘲笑すれば、彼は呆れたように笑う。
｢馬鹿はお前だろ。俺は�爛泪泙縫丱譴覆い茲Δ豊甍緻骸爾僕茲燭世韻世茵��爛泪泙縫丱譴覆い茲Δ豊甞阿暴个燭�前みたいにね｣
しばらくして、誘う大爆笑。
｢ほんとね、お揃いね｣なんて言ってしまえば、信じられないくらい体が熱くなった。風邪のせいもあって、レイのせいもあって。
結局最終的にレイは医務室に来たことがバレて、また二人で笑った。
風邪もたまにはいいかもしれない。……そう思ってしまったある日の話。
・
最期に、せめて。 ｢R｣→←バカな話なんて、口実に過ぎなくて｡ ｢N｣
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蜜柑の樹(プロフ) - ヤシの実さん» ありがとうございます！ノーマンサイド…成程、またいつか書かせて頂きますね、ご意見ありがとうございます！凄く嬉しいです。是非今後とも応援よろしくお願いします！ (2019年3月20日 22時) (
レス) id: ece34a1d58 (このIDを非表示/違反報告)
ヤシの実 - 初めまして！「作戦の行方〜」と「君の幸せを〜」が大好きです！！レイサイド切なかったです、、、ノーマンサイドもお時間があれば読んでみたいな〜と思ったり(笑) 勿論！他の作品もとても素敵でした^^* 更新楽しみに待ってます！ (2019年3月19日 21時) (レス) id: ad6942667d (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の樹(プロフ) - moca.sararenonさん» おわああああ！めっちゃ嬉しいです！更新…はい。頑張ります！(ちょっとテストだったもので…(言い訳)) (2019年3月2日 17時) (レス) id: ece34a1d58 (このIDを非表示/違反報告)
moca.sararenon(プロフ) - とっても面白いです！！！！更新頑張ってください！すごく読みやすくて、一気に読んでしまいましたああ！更新頑張ってください！ (2019年3月1日 15時) (レス) id: 86f2d024d7 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の樹(プロフ) - 暁ーあかつきーさん» 早速ありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2019年2月5日 22時) (レス) id: ece34a1d58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑の樹 | 作成日時：2018年8月8日 11時
