こどもな4人 season3

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目を覚ましたら目の前には寝ている男の顔がある


「っ！、」


手はガムテープで巻かれていて動かせない



周りを見てみると千晃ちゃんは横たわっている



足は動くので千晃ちゃんの元に行き呼び掛ける



「千晃ちゃん、千晃ちゃん」



2回ほど呼びかけると目を覚ました



千晃「Aちゃん！」


「しっ」



そう言うと口を閉じた



千晃ちゃんは小刻みに震えている



「大丈夫、皆が助けに来てくれるよ」


千晃「うん...」



数十分したら男は起きてドアから数人の男が出てくる



男「なぁ、どうする？」


男「痛めつけろって言われてるだろ？でもやるのはなしだからな」



男はボソボソと話す



急にこっちを向いたと思ったら千晃ちゃんに近づいて頬を思いっきり叩いた



「え...」



千晃「......」



こっちを向いたかと思ったら私に向かって手を振り上げる



千晃「やめて！」



男は動きが止まって千晃ちゃんを見る




千晃「暴力は私だけにして...」



唇をぎゅっと噛みながら目に涙を溜めて言う



男「ふーん、それは無理だな」



と笑って私のお腹を殴る



千晃「やめて！...やめてよ...私だけでいいじゃん」




他の男は千晃ちゃんの方に集まって叩いたり蹴ったりし始めた



男「おい、それ位にしとけよやりすぎると怒られるからな」



そう言うとドアが開いてまた男が出てくる





男「おい、そこの女はいらない、どっかに置いて来い」



そう顎で千晃ちゃんをさす



男達は千晃ちゃんを持ち上げて外に出ていった




あんな怪我じゃまともに歩けないのに...





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