【HQ】続・俺らのマネが悪女のターゲットにされたので全力で潰す。【男主】

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『おーいみんな、朝だよ〜……入るよ？』




　


ついさっきまで自分がいた音駒部屋に入り、



　



入り…







　





はいr………………！？





　




…
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ…







『うるっさ…！！！え、は、意味わかんない…！』




耳を割るような騒音に顔をしかめながら、
枕と共に投げ出されているリエーフの小さい目覚ましを拾い、ストップボタンを押す。


…まだ音は止まらない。

見れば、床にズラーッと赤い目覚まし時計が並んでいる。


どうやら自分達が起きられないことをわかっていて、皆で同じアラームをかけているらしい。






『おい、…時間だってば』





控えめに呼び掛けてみる。

一番まともそうな海を揺すっても、菩薩みたいな清らかな寝顔を維持している。


わ、まじで起きない。早くしないと朝食まで時間ないのに…






『研磨、朝、朝』



孤爪「…ん”……」



『やっくんやっくん、起きて』



夜久「…zzz」








…ダメだこりゃ。心を鬼にするしかない。






俺はすべての目覚まし時計を止めて回った。


やっと部屋が皆の寝息だけで静まり返るようになった頃。




　



『…っふんっ！』







俺は閉めきっていたカーテンをシャッと開け放った。



途端に皆の肩がビクッと揺れ、続いてもぞもぞと布団に潜り始める。




…ネコなの？？



　




『もー起きてごはんだから…！…ほら黒尾、主将でしょ、しっかり』







枕で顔を挟むという窒息しそうな寝方をしてい
る黒尾の布団をひっぺがして揺さぶる。


すると次の瞬間、その俺の腕を黒尾がガシッと掴んでこちらを睨んだ。









黒尾「…………は？なに？？」




　





　




『＿ハイ無理こわいこわい助けて岩泉…！！』



岩泉「？呼んだか」



『いわいずみいいいいい』
　




　



…結局皆は信介にド正論バズーカ砲で起こしてもらって、
無事同じ時間に朝食をいただくことができた。




因みに黒尾は俺が部屋に入ってきた時の記憶がないらしい。怖いね…(震)









確か＿今日の俺のローテは、烏野である。

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