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次の日、月曜日。
…決勝の日。
残念ながら無所属の俺は普通に授業に出なければならなかったので、
仕方なく昼休みに屋上から第2体育館の屋根に飛び降りて、バレる前にとっとと学校から脱出した。
…だって、「白鳥沢が弱くなった」ってのが、どうしても気になったから。
仙台市体育館に着くと、昨日のように観客席に上がった。
あ、制服のまま来ちゃった。
試合は終盤、点差を見て驚いた。
…白鳥沢が、青城に追い詰められている。
いつもなら圧倒的な点差で勝っている相手だ。
接戦になることもあるが、こんなギリギリなのは初めて見た。
セッターをしているのは…白布？英太じゃない。
若利に集めすぎだ。こんな焦りが目に見えた白鳥沢は初めて見た。
青城はブロックに慣れてくるの早いよって、いつも言ってるのに。
天童も川西も、ブロックいい感じだけど、ボールばっか見てないで。
1年スタメンの子のサーブミス。
俺だったらピンチの時ほどインパクトの強いやつをぶちかます。
レシーブが低い。
トスが乱れて、コースは絞られる。ブロックに捕まって当たり前だ。当たり前のことに、何で順応できなくなってるの。
俺だったら今のは、ツーで…
＿俺だったら。
それしか考えられない自分に、猛烈に腹が立った。
まだバレーやりたいんじゃん。
バレーから、離れたくない。
だって俺からバレー取ったら、何が残るの。
すっかり日常の大半をバレーにごっそり持っていかれていて、それを出来ないと言われたときの喪失感は半端なかった。
その時、若利のスパイクが床に叩き込まれた。
ピーーッ
＿試合終了の合図は、無慈悲に鳴る。
大きな歓声にハッとする。
白鳥沢の勝利だった。
白鳥沢ばかりに目を向けていて、青城を見ていなかった。そうだ、及川達は。
皆を見れば、…何故かベンチの方を見て呆然としている。
…悔しがる暇もないみたいだ。
若利のスパイクが床に跳ね返って、
監督の横に座っていた青城マネの百瀬さんに当たってしまったようだった。
百瀬さんは泣いている。…大丈夫かな。凄く心配になった。
若利は、わざとじゃなくても謝ればいいじゃん。そんな澄ました顔してないでさ。
自らの衰えに気付かずに未だ強者ぶっている元仲間達に、死ぬほど怒りが沸いた。
初めて、倒してやりたい相手だと思った。
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夏魚 - 花巻マッキー貴大で吹いたw (2022年3月13日 9時) (
レス) @page15 id: 1abf611fda (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - つつきるさん» えーそうなんですか！そんなときは…どうすればいいんでしょう(ﾟωﾟ) (2022年1月1日 23時) (レス) id: fc096b4a64 (このIDを非表示/違反報告)
つつきる - ヤバい俺の名前も茜だ、、。茜茜になったわ（笑） (2021年12月8日 19時) (レス) @page1 id: f14a78fd1c (このIDを非表示/違反報告)
蟹江(プロフ) - 如月さん» まじですかwそ、その人にバレませんように(？)((ﾟ□ﾟ;)) (2020年9月26日 18時) (レス) id: 5573998c0c (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - やべぇマネージャーの名前w知り合いにいるw (2020年9月23日 23時) (レス) id: e103ce8776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蟹江 | 作成日時：2020年5月22日 17時
