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ダンステストをクリアし、安心する暇もなく、
明日は歌唱テストがあるとのこと。
家に帰り、考えていた晩御飯を作る。
今日は自分を甘やかそう!
パックをつけて筋膜ローラーを転がす
もちろんSnow Manの曲を聴きながら。
こんなに時間を気にせずゆっくりしたのは
いつぶりだろうか...
今日は早めに寝て明日に備えようか。
いつもよりも2時間早く布団に入った。
〈翌日〉
渡「じゃあ、今日は歌唱テストやるぞ。」
佐「しょっぴー、やる気満々〜!!」
目「佐久間くん、1回黙りましょうね。」
今日の地獄は渡辺さんの合図によって開幕しました。
きっと2人のやり取りは日常なんだろう...
阿「とりあえず1曲歌ってもらおうか。」
阿部さんがテキパキと動き、イントロが流れる。
♪〜
流れたのは オレンジkiss 。
Snow Manの曲でも、とりわけこの曲は
聞いたから大丈夫...
自分に言い聞かせ、無駄な力が入らないよう
優しく歌う。
歌い終えると、すぐさま渡辺さんが
渡「次、この曲歌って。」
『わかりました。』
♪〜
返事とほぼ同時にイントロが流れる。
渡辺さんの選んだ曲は JUICY。
サビが1番盛り上がるように強弱を意識して、
英語のラップパートも言葉が流れないように...
なんとか歌いきって、渡辺さんを見る。
渡「Aさんってさ... 高音出すの苦手?」
『そう...ですね。』
痛いところをつかれた。
そう、私は高音が苦手なのだ。
合唱ではいつも私はアルトパート、
対する梨香子はソプラノパート。
梨香子のダンスも外面も似せることはできた。
ただ、声質だけは仕上げることは出来なかった。
渡「出せてはいるんだけど、
サビによって地声だったり、裏声だったり、
コロコロ変わってんのが気になった。」
渡辺さんの的確なアドバイスに頷くメンバーたち。
非常にまずい...
このままだと合格できないのでは...
渡「ただ、低音はめっちゃ安定してた。
ラップの部分も言葉一つ一つが
しっかり聞こえたしね。
高音は今後の努力次第で改善するから
俺的には合格でもいいと思うんだけど。
みんなどう思う?」
メンバーもしょっぴーがそこまで言うなら...と
前向きな様子だった。
渡「じゃ、決まりね。
今後、高音の練習をすることを条件に
合格とします!!」
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柚葉(プロフ) - コメントありがとうございます。褒めて頂きとても嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2023年3月24日 21時) (
レス) id: bea541effa (このIDを非表示/違反報告)
りんごチョコポップコーン(プロフ) - 初コメ失礼します！兄の代わりで…という作品はよく見ますが、妹の代わりというのは新鮮で、思わず開いてしまいました！お話もさくさく読めて、その様子がしっかり想像できました！更新、頑張ってください！ (2023年3月24日 19時) (レス) @page7 id: 61d7d12311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚葉 | 作成日時：2023年3月22日 8時
