ふわふわ (紫)* ページ6
崇裕
重岡『なぁ、23日おれオフやの!!濱ちゃんと遊びたい!!』
濱田『へ?23日?随分先やん。笑』
楽屋でスマホを見ながらしげが大きい声で言うてくる。
そんな前々からアポ取らんでも、仕事で会うてるやん。
しかもしげはいま絶賛ドラマ中。
そんな先の貴重なオフ、俺と遊んでええんか?
重岡『な!お願いしまーす!!!』
濱田『 わかったうるさい、どんなボリュームで喋ってんの(笑)
23日な。マネージャーに確認してみるわ。』
こんな約束をしたのが少し前のこと。
重岡「 わ、っ 」
中間「 っと、危な 。前見て歩き 。 …大丈夫?」
仕事おわり楽屋まで帰ってたんやけど、
もうしげがあらゆる壁にぶつかるぶつかる。
相当疲れ溜まってるんやろうな。
目も半分しかあいてへんし、顔色もあんま良うない。
濱田「 今日は望おらんしな〜 背中軽いわ〜 」
重岡「 …………失礼しまーーす。」
背中乗る?なんて聞いてもこいつきっと「きっしょ!」で終わりやし、
意外と扱いめんどくさいねん、うちのだいきゃん。笑
背中で静かにしとんなあと思ってたら、
楽屋についた頃には爆睡。
ぜんぶの支度淳太に任せて 、そのままマネ車まで連れてった 。
マネ「え、しげくんどうしたんですか!?体調悪い!?」
マネージャーが背中のしげを見て血相変えて駆け寄ってくる 。
中間「いや、特には。爆睡やけど。笑」
マネ「よかった… でもこんな姿あんまないですもんね、時間の問題かな……」
たぶん明日が休みってことで気い抜けたんやろうな 。
しげが起きたら、やっぱり明日遊ばん方がって言おうとしたんやけど 。
重岡「 … あ、はまちゃん明日楽しみやね 」
そんなこと言うために目を覚ますから。
濱田「 そうやな。昼すぎくらいに迎えいくわ。」
結局、よう寝れるように集合を遅めにするしか、できひんかった。
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作者名:こゆ | 作成日時:2018年3月20日 8時