幼心 (7西)* ページ24
望
写真集の撮影 。
国外はみんなで行くんやけど、
今日は都内から少し外れた大自然でアウトドア!
今日は確か弟組だけやったはず 。
重岡「 おはーーー!! 」
最後やったしげが車に飛び乗ってくる 。
神山「 はよ。元気やなぁ、朝から 」
藤井「 うるさ 笑 」
やって今日楽しみやったんやもーん!なんて、
カメラ回ってないとは思えないくらいのハイテンション 。
マネ「 ちょっと、しげくん 」
重岡「 …… はぁい、 」
マネージャーが咎めると、
シュンなんて音が聞こえそうなくらい静かになって 。
小瀧「 え、なに?どういうこと? 」
マネ「 しげくん熱あるんです 、しかもわりと。」
重岡「 やから、元気やのに〜…………」
マネ「 その熱で元気なのがおかしいって言ってるんです 」
言われてみれば目も潤んでるし、頬も赤い 。
熱あってそのテンションなの、それやったら怖いわ。笑
本人は無理してるとかやなくてほんまに元気で 。
マネージャーに叱られるから一応静かにしてるけど 、
めっちゃ饒舌で 、どんな話でもケタケタ笑って 。
藤井「 なんか、しげ子どもみたい 」
そんなしげを見てた流星がズバッとひとこと。
神山「 流星(笑)いつものことやん」
藤井「 や、ちゃうくて。子どもって熱高くても元気でハイテンションやん?」
小瀧「 あー。たしかに。」
俺が感じていた違和感はそれかもしれへん。
俺は下に兄弟おらへんから実際子どもがどーなんかピンとこうへんけど、
雰囲気が柔らかくて、なんにでもケラケラ笑ってるしげは、
確かにいつもより少し幼い印象 。
重岡「 な、もうすぐやろ?つくん!渋滞とかなかったな!!!」
小瀧「 せやね。笑」
重岡「 あーっ、 おれターザンになるのが一番楽しみやわ 」
わりと長い道中 。
後ろの座席でスヤスヤ眠る、神ちゃんと流星 。
せやからこのおしゃべりに付き合うのは必然的に俺なわけで。笑
ワクワクがとまらない様子のしげは、結局そのテンションのまま、
一睡もせずに到着になった 。
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作者名:こゆ | 作成日時:2018年3月20日 8時