知っとる *** ページ26
流星
あれから レッスン終わる頃には熱も出始めたしげ。
さすがに焦ってまうかな、なんて思ってたら本人は平然としとって。
重岡「 あーー、 最近よう出んねん 。微熱やから平気 平気 」
桐山「そんぐらいがしんどいって言うやん 、ちょっと寝たら?」
重岡「や、今寝たら起きられへんくなるー… 」
今は取材の待機中。
グループでの仕事は、23:00ころに終わりそう 。
軽食とったり、各々過ごしてたんやけど。
重岡「 ごめん、やっぱ 寝るわ 、起こしてくれる?」
藤井「うん、了解 。ちょ、大丈夫?気分悪い?」
小さい声がしたから振り向けば 、
真っ青な顔してソファに横たわるしげ 。
重岡「 ん、しんどなってきた… 」
へへって笑って見せてるけど 、
全然笑えてへんの気づいてないんかな。
桐山「 微熱やなくなってきたんやない?取材、今度にしてもらう?」
照史がしげの額に手を当てながら 、そう言うけど
照史自身も おれも、それからしげも 、今度がいつできるかなんて分からない。
重岡「 大丈夫 、
今日これで終わりやし明日もドラマないから、帰って休める 」
ありがとう 、って呟くと 寝返りをうって反対を向いてしまった。
今日ドラマないならよかった。
心なしか、しげもそれにはホッとしてるようで。
こっちがヒヤヒヤしながらも、無事に取材を終えられた。
重岡「 ベッドで寝れるん嬉しい〜〜 」
熱のあるしげは、フワフワしながら安心したような笑顔を浮かべて荷造りしとる。
桐山「おれラジオやから行くな、しげお大事に 」
重岡「おん、ありがとう」
照史がひと足先に楽屋でてって 。
入れ替わりのようなタイミングで、マネさんが入ってきた。
マネ「しげくん 、ちょっといい?」
重岡「 ん、はぁい 。」
しげが呼ばれて 、廊下に出てった 。
なんやろ、あんまいい予感はせんねんけど 。
何話してるんかはわからんけど 、廊下から少し声が聞こえる 。
方向一緒やし 、しげが来るまで待っとこうと思って待っとった 。
重岡「あれ、流星 。帰らへんの 」
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作者名:こゆ | 作成日時:2016年3月25日 1時