誓い ページ10
シゲSide
シゲ「淳太おるー？」
淳太「おー、シゲ。」
おれは淳太の教室へ行った。
大事な話が淳太にあったんや。
シゲ「ちょっとええか。」
淳太「なんだよ、深刻な顔して。」
おれは淳太をあまり人が来ないようなところに連れだした。
シゲ「悪いな。急に呼び出して。みんなの前でだと聞かれにくくてな。」
淳太「なんや、そんな深刻な相談なんか。」
シゲ「おん、（人1）のことや。淳太本気で惚れとるのやろ？」
淳太「なんでわかるんや。」
シゲ「長くいるからかな、なんでかわからんけど。認めたくないねんけどそうなんやろうなって。たぶんあいつも淳太のこと好きやと思う。」
淳太「ほんまか？！」
シゲ「…多分な、そこでお願いがあるねん」
淳太「お願い？」
シゲ「…おん、アイツ…昔さ…ようイジメられとった。」
淳太「え？」
シゲ「あんな明るいからそんなふうには見えんかったろ？」
淳太「あ、あぁ。」
シゲ「まぁ、殆どは俺にも原因ある、ジャニーズだからってのもある。ほぼ、嫉妬や。クラスの女子全員で（人1）をターゲットにしたけん。」
淳太「…。」
シゲ「中学の頃の話や。その頃あいつには彼氏もおった。だから俺は彼氏に託したんや。何かあったら守れよって。それが男のすることやと。当たり前の話をしたことあってな。そしたらあいつ、いじめていた女子の集団の言うことを真に受けてもうて、別れる言うたんや。あいつはショック受けて発作がおきた。」
淳太「…」
シゲ「それが理由で男嫌いになったわけでもない、むしろ健全やけど、みんながそうとは限らないって思っとるみたいやけど、心配なんや、お前と付き合ってまたターゲットにされへんか。嫉妬されていじめられて、、病気悪化してまた発作が起きんかっ…って。」
淳太「そう、やったんか。」
シゲ「あいつ、昔からモテてるんよ。だから…淳太守ってくれるん？ホンマに彼氏になって、今でも俺がしてたように、あの頃から俺はあいつの兄として意識するようになったんや、俺しかいないって守れるのは。けど、淳太がホンマに愛してるなら、愛してるは大げさかもしれん、俺の代わりに…ホンマに裏切らんか？守れるんか？」
淳太「…守るで、俺は。あの子は嘘つかへんってすぐわかる。だってシゲの妹やもん。」
シゲ「…淳太っ！」
淳太「応援してくれへんか？」
シゲ「…わかった。ただ泣かせたら承知しねえかんな。」
淳太「おう。」
俺たちは固く誓いあった。
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じゅんちゃん(プロフ) - みーぽんさん» こちらこそわざわざコメントありがとうございます！！嬉しいです(^o^)頑張りますね(^^) (2020年2月25日 10時) (
レス) id: 5caace2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - こんにちは。私の作品にコメントいただきありがとうございました！作品とっても面白くて、これから読ませていただきます！更新頑張ってください(*´-`) (2020年2月25日 10時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅんちゃん | 作成日時：2020年2月9日 22時
