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久しぶりの学校 ページ24

(人1)Side






今日から久しぶりの学校やった。



今日はいつもと違って照史くんもおる。





照史「なんか新鮮やな。いつも兄妹で登校しよったのに。」




シゲ「ホンマやな。なんでおるん?」



照史「ひどない!?昨日守るゆーたろ。」




シゲ「いや、だからて俺おるのに一緒に行くん?」




照史「ええやん、細かいこと気にせんとー!人数多いほうが楽しいやろー?」





シゲ「まぁそうなんやけどな。」




(人1)「不満そうやな兄ちゃん。」




シゲ「別にっw」




照史「あ、玄関とこにいるの淳太ちゃう?」



シゲ「ホンマやな、淳…あれ誰と喋っておんのやろ。」






(人1)「え、淳太君おるん?」



シゲ「まっ…」



兄ちゃんが止めようとしてた声に気がつかず





淳太「そうなんかー笑」


「そうなんよ、中間くんは?笑」


 

そこには同じクラスの女子と楽しそうに笑う淳太君。







(人1)「っ…」





声かける隙間ないやん。






シゲ「…行くで。」





兄ちゃんはわたしの気持ちに勘づいたのか
腕を引っ張って早々に教室に送ってくれた。







(人1)「兄ちゃん…ありがと。」



シゲ「(人1)のそんな顔見たないねん。淳太は昔からモテるんやからな。」




(人1)「やっぱ…そうなんや。淳太君がわたしなんか見向きもせえへんよな。」




シゲ「そんなことあらへんって。」



照史「(人1)ちゃんは淳太のこと好きなんか。」




シゲ「急に出てくんなや」



照史「急に置いていくからやろ。けど淳太ああいう女好みちゃうで。」



シゲ「なんでわかるん?」


照史「シゲより長くいるのは俺やかんな。がっかりすることあらへんて。」




(人1)「そうなんかな。」




シゲ「照史がそういうならそうやな。」



ー…キーンコーンカーンコーン




シゲ、照史「やべ!」



シゲ「ほな、あとでな!」




照史「じゃあね!」



(人1)「うん、ありがと〜」



そう言って兄ちゃんたちは慌てて教室に向かった。




「おはよー、(人1)ちゃんもう大丈夫なん?」



「(人1)ちゃん久しぶりやなぁ!」



(人1)「ありがとっ、もう大丈夫やで!」



教室に入るとクラスみんなが歓迎してくれとる。

期待→←仲間



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じゅんちゃん(プロフ) - みーぽんさん» こちらこそわざわざコメントありがとうございます!!嬉しいです(^o^)頑張りますね(^^) (2020年2月25日 10時) (レス) id: 5caace2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - こんにちは。私の作品にコメントいただきありがとうございました!作品とっても面白くて、これから読ませていただきます!更新頑張ってください(*´-`) (2020年2月25日 10時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じゅんちゃん | 作成日時:2020年2月9日 22時

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