我らの最終兵器女忍者５ (ページ6)

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プラネタリウムに着いて

せっかくならカップルシートがいいって言えば

仕方ないなぁって笑ってくれるA。

『綺麗だね』

颯「A意外だよねプラネタリウム好きとか」

『なんか楽しくない？暗い部屋でさこうやって見るの』

颯「わかるよ」

隣で天井を見上げるAの横顔はすごい綺麗で可愛いって言葉が口から漏れそうになる。

その言葉をグッと抑えて、触れそうで触れない距離にあったAの小さな手をぎゅっと握った。

『ねぇ、人に見られたらどうすんの』

颯「隠すから」

『もう...今日だけだよ』

颯「うん...笑」

『何笑ってんの？笑』

颯「なんでもない笑」

プラネタリウムから出てAはまた車を走らせる。

颯「ねぇねぇ」

『ん？』

颯「俺が免許取ったら助手席に1番に乗って」

『颯太の運転の助手席1番目は教習所の人でしょ』

颯「それは省いて！」

『颯太の運転怖そうだもん。まだ死にたくない』

颯「湧の車にはすぐ乗ったくせに」

『.....じゃあちゃんと教習所で勉強してきてね。』

颯「乗ってくれるの？」

『いいよ』

Aの言葉一言でこんなにもテンションが上がるなんて俺は単純すぎる。

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