第29話 ページ32
そしてしばらくの間､Aはすやすやと眠っていた
｢…ぱる…｣
ワタル｢あぁ､起きたか……A｣
トントン､と優しくAを起こすワタル
むにゃむにゃ言いながらもゆっくりと目を覚ます
『…おはようございます…』
ワタル｢おはよう､よく眠れたかな?｣
『はい…ありがとうございます…』
ワタル｢そうか…なら良かった｣
｢メショ…｣
｢フカァ…｣
『ふふ…メッソンもフカマルもおはよう』
Aの膝で眠っていたメッソンとフカマルも目覚めた様だった
『マント…ありがとうございました』
ワタル｢うん､体を冷やすといけないからね…良かった､顔色もだいぶ良くなったみたいだ｣
ワタルは嬉しそうにAの頬を撫でる
『すみません…せっかくあえたのに……ねてしまっていろいろおしゃべりできなくて…きょうでジョウトにいるのもさいごなのに…』
ワタル｢気にするな､俺はこうして会えただけでも嬉しいからね…確かに今日でお別れなのは寂しいけど…またどこかで会えるかもしれないから｣
『そう…ですね……わたしも､ワタルさんとこうしてあうことができてほんとによかったっておもいます!…またらいねんきっとジョウトにきます…なのでもしそのときにでも…』
ワタル｢あぁ!会えるのを楽しみにしているよ!!｣
───
シンオウ､カントー､ジョウトと3つの地方で新しい出会いをした少女
宣言通り､これから毎年毎年…出会った人達に会いに行くようになり､交流を重ねていった
シロナからは様々な伝説のポケモンの話を聞いたり
レッドやグリーンとポケモンバトルをする様になったり
ワタルとは他愛のない話をして､お互い心を休めあったり
そうして月日は流れていった
──
A:ジョウトの母親の実家にいるのしんど
なんかもう色々面倒くさいしほんと家の一族胸糞悪いわァーって思ってる
ワタルさんと打ち解けてきて今では普通におしゃべり出来るようになった
さすがに昼寝の下りは焦った
ワタル:A絶対守るマン
自分も仕事とかで色々疲れとか溜まってるのでAとの時間は貴重なヒーリングタイム
初めて聞いたあの時の歌声が忘れられないのでちょこちょこ歌って欲しいと頼む(本人はめちゃくちゃ恥ずかしがってる)
Aﾁｬﾝに対する感情は……まぁ…うん､そうね
察してね★
隣で眠ってときめっちゃほっぺプニプニしたかった
カイリュー:暖かい目で主人を見つめる
パルキア:実はちょくちょくレッド達のとこに行ってたりする
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ユキ - 等身大カビゴン雪だるまってw雪だるまの下り面白い (2022年10月26日 20時) (
レス) @page35 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
みずの - このシリーズに今まで出会えなかった事が悔やまれるほどに面白くて素晴らしい作品ですぅ....(泣)))ありがとうございますぅうう""" (2021年6月21日 14時) (レス) id: f49d756fab (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - パルキアの心の声？みたいなのがすごい好きで一人で笑ってます！ (2020年10月25日 19時) (レス) id: 2cbd1529ad (このIDを非表示/違反報告)
さたぽ - 人物紹介？なのかな？それがめっちゃ面白いんですがwwwww最高ですねwwww (2020年6月7日 13時) (レス) id: ac2614cbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - もしやTRPGやってます…？SAN値チェック出てくるたびに笑いを堪えてます…！ (2020年2月29日 19時) (レス) id: cf2a49dd6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年2月10日 19時
