第24話 ページ27
『…?』
ワタル｢何でもない…そうか､Aというのか…いい名前だな｣
先程までの険しい顔とは一変して､穏やかな表情でAの前で目線を合わせるようしゃがみ込み､そっと微笑む
『…』
ワタル｢?…どうかしたかい?｣
『ぃぇ…わ…たるさん?は…ほかのひととすこし…ちがったから…』
ワタル｢違う?｣
『このなまえをきいたら…ふつうのひとたちはみんな…すごいいやそうなかおするから…』
ワタル｢…｣
『もしかして…ワタルさんは…わたしのいえのことは…しりませんか?』
ワタル｢いいや､知っているよ…マレディクシオン家が今までどんな事をしてきたか｣
『じゃあ…どうして…?』
ワタル｢…最初は驚いたさ､けど…キミを慕っているポケモン達を見て…何よりキミの目を見て気付いたんだ…キミは何も悪い事をしていない､普通の女の子だとね｣
ワタルの話をポカンとした様子で聞くA
しかし段々とその瞳は嬉しそうに輝いた
『…そっか……』
ワタル｢!｣
───
安堵したように､へにゃりとした感じで笑うA
先程までとは違って…初めて森で見かけた時と同じ様に瞳がキラキラとしていた
そうか…キミはそうやって微笑むのか
ふと､先程言っていた言葉を思い出す
他の人とは違う…
俺より幼い少女が…一体今まで何人に拒絶されてきたのだろうか
ふと､彼女にいくつか傷がある事に気づく
ワタル｢…その傷は?｣
『あ…これは……』
…
言えない様な事か…
そんな小さな体でどれ程の仕打ちを受けてきたのだろうか
誰かがAを…守らなければならない
──
A:何とかパルキアへの説得ロール成功
マレディクシオン家の跡継ぎではなくA個人として見てくれる人がいてすごく嬉しい
ワタル:盛大に勘違いした人
Aへの考えは初めマレディクシオンって言われた時は｢ん?(圧｣ってなったけど森の中で歌ってた時の印象が強く､尚且つ怒り狂うパルキアに突っ込んでいった事からそこまで嫌悪とか言ったものは無かった
周りのポケモンや自分のカイリューが懐いてる様子を見て完全に良い子だとJUDGE
Aのケガに気付いて何となく察する(アイデアロール成功ですね分かります)
俺が守らねば…
パルキア:お怒りだった方
Aの必死の説得ロールで落ち着いた
けど完全にオメーを白とみなした訳じゃねぇからな
下手な事したら即あくうせつだんするよ★
カイリュー:ご主人とりあえず手当たり次第にはかいこうせんするのやめてください
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ユキ - 等身大カビゴン雪だるまってw雪だるまの下り面白い (2022年10月26日 20時) (
レス) @page35 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
みずの - このシリーズに今まで出会えなかった事が悔やまれるほどに面白くて素晴らしい作品ですぅ....(泣)))ありがとうございますぅうう""" (2021年6月21日 14時) (レス) id: f49d756fab (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - パルキアの心の声？みたいなのがすごい好きで一人で笑ってます！ (2020年10月25日 19時) (レス) id: 2cbd1529ad (このIDを非表示/違反報告)
さたぽ - 人物紹介？なのかな？それがめっちゃ面白いんですがwwwww最高ですねwwww (2020年6月7日 13時) (レス) id: ac2614cbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - もしやTRPGやってます…？SAN値チェック出てくるたびに笑いを堪えてます…！ (2020年2月29日 19時) (レス) id: cf2a49dd6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年2月10日 19時
