第16話 ページ18
オーキド｢それと…パルキアのことじゃが…｣
『?』
オーキド｢これからは極力人の前に出さん方が良いじゃろう｣
『え』
オーキド｢今パルキアがいる事を知っているのはグリーンとレッド…他にはいるかね?｣
『ほかは…シンオウでタマゴをくれたひとです』
オーキド｢うむ…いいかね､パルキアは伝説のポケモンと呼ばれておる､だからこそそれを狙おうとする悪い人も残念ながら多くいるんじゃ…だから､なるべくパルキアを人前に出さん方が良い｣
『…はい』
｢ぱるぅ｣
撫でろ撫でろと頭をすり寄せるパルキアに､困った様に笑いながらも小さい手でそっと撫でる
『こんどからきをつけないとね』
｢ぱるぅ!｣
グリーン｢オレとレッドのまえならパルキアいてもだいじょうぶだろ?｣
レッド｢うん…パルキアにわるいことしない｣
オーキド｢そりゃそうじゃ､ワシらの前なら何の問題もない…ただ周りにはよく注意することじゃ｣
『はい!』
オーキド｢ふむ…そろそろ戻らんといかんな｣
『あ､あの…ありがとうございました!』
オーキド｢何､気にすることは無い!また何かあったらいつでも頼りなさい!｣
『はい!』
オーキドはぺこりとお辞儀するAをうんうんと再度Aの頭を撫で､もといた研究所へと戻っていった
グリーン｢けどさ､けっきょくどうやってタマゴあたためりゃいいんだ?｣
『うーん…』
レッド｢…かかえてはしるとか｣
グリーン｢はっはっはっそんなまさかぁ!｣
『かかえてはしるかぁ…』
レッド｢…｣
『…』
グリーン｢え､なに｣
Aとレッドは無言で頷き合い､Aがタマゴをかかえレッドはタマゴが落ちないようサポートとして隣に立つ
グリーン｢え?マジで?マジでやんの??｣
グリーンが突っ込むや否やザッザッザッと林の中を走り始める2人
少し遠くへ行ったと思えば直ぐ戻ってきて､また遠くへ行って…を繰り返す
グリーン｢…｣
レッド｢グリーンも…はやく…｣
グリーン｢オレもやんの!?｣
『ほらグリーンも…ひだりのほうあぶないからっ…』
グリーン｢はぁ?…ったくしょーがねーな!｣
2人の押しに負け､レッドとは反対側にAの隣を走り始めるグリーン
すでにAの息は上がっている
グリーン｢おい…だいじょうぶかよ?｣
『だっ…だいじょぶっ…!』
レッド｢あとどれくらい…かな?｣
『わ…わかんないっ…でも…タマゴのなか…うごいてるっぽい…!』
グリーン｢マジか｣
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ユキ - 等身大カビゴン雪だるまってw雪だるまの下り面白い (2022年10月26日 20時) (
レス) @page35 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
みずの - このシリーズに今まで出会えなかった事が悔やまれるほどに面白くて素晴らしい作品ですぅ....(泣)))ありがとうございますぅうう""" (2021年6月21日 14時) (レス) id: f49d756fab (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - パルキアの心の声？みたいなのがすごい好きで一人で笑ってます！ (2020年10月25日 19時) (レス) id: 2cbd1529ad (このIDを非表示/違反報告)
さたぽ - 人物紹介？なのかな？それがめっちゃ面白いんですがwwwww最高ですねwwww (2020年6月7日 13時) (レス) id: ac2614cbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - もしやTRPGやってます…？SAN値チェック出てくるたびに笑いを堪えてます…！ (2020年2月29日 19時) (レス) id: cf2a49dd6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年2月10日 19時
