第10話 ページ12
??｢だ…だれだオマエ!どっどっから!?｣
『え…えっと』
1人の少年は慌てて後退りしてAを指差し叫ぶ
しかしもう1人は…
??｢すごいおおきなポケモンだね､なんていうの?｣
『え?あ…』
興奮を隠しきれないキラキラした目でパルキアを見上げAに近づく
『パルキアって…いうんです…』
??｢ぱるきあ…?｣
｢ぱるぅ!｣
??｢バカ!なにのんきにはなしてんだよ!｣
パルキアに触ろうとした少年を別の少年が慌てて彼を引っ張り遠ざける
??｢いきなりひかってひととポケモンがでるとかありぇねぇの!あやしいヤツにはちかづくなってさんざんいわれてるだろ!!｣
??｢でもボクたちとおなじくらいのおんなのこだよ?｣
??｢それでもしらないやつにホイホイちかづくなっつの!｣
『あ､あの…』
??｢ん?なんだよ｣
『ここ…どこですか……』
??｢はぁ?｣
??｢ここ?…マサラタウンだけど｣
『まさら…たうん……』
｢メソ?｣
初めて聞く町の名前と何故ここに連れてこられたのか考えているとパルキアは撫でて欲しいのか頭をスリスリしている
??｢きみ､マサラタウンのひとじゃないよね…みたことないとおもうし…｣
『そうです…』
??｢オマエ､いったいだれでどっからきたんだ?｣
『…』
??｢?｣
『…わたしは…Aです…A·マレディクシオン』
??｢Aか…ボクはr｣
??｢マレディクシオンだって…!?｣
??｢?｣
Aの名を聞くや否や､少年の1人はキッと睨みつけるようにAを見る
??｢どうしたのさ｣
??｢なっ…しらねーのかよ!マレディクシオンっていったらポケモンたちをわるいことにつかったりいじめたりするわるいヤツらのいえだって､じーさんいってたぞ!｣
??｢そうなの?｣
??｢そうだよ!せかいでめちゃくちゃゆうめいなわるいいっかなんだよ!｣
??｢ふぅん…｣
『…』
一通り話し終えたのを聞き､もう1人の少年はAにゆっくり近づく
無言で近づく彼に怯えてAは少したじろぐ
そして少年は手を差し出した
その動作に少女は一瞬ビクリと震えたが､目の前に差し出された手は動くこと無く､何かを待っているようだった
??｢Aだったよね?ボクはレッド､よろしく｣
『!』
??｢は!?オマエなにして…!?｣
レッド｢…ほら､あくしゅ｣
『…』
ポカンとしているAにレッドは動かないAの手を取り無理矢理といった形で握手する
それに戸惑い驚くAだったが､同時に胸に温かいものが広がるのを感じ､自然と頬が緩んだ
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ユキ - 等身大カビゴン雪だるまってw雪だるまの下り面白い (2022年10月26日 20時) (
レス) @page35 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
みずの - このシリーズに今まで出会えなかった事が悔やまれるほどに面白くて素晴らしい作品ですぅ....(泣)))ありがとうございますぅうう""" (2021年6月21日 14時) (レス) id: f49d756fab (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - パルキアの心の声？みたいなのがすごい好きで一人で笑ってます！ (2020年10月25日 19時) (レス) id: 2cbd1529ad (このIDを非表示/違反報告)
さたぽ - 人物紹介？なのかな？それがめっちゃ面白いんですがwwwww最高ですねwwww (2020年6月7日 13時) (レス) id: ac2614cbe5 (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - もしやTRPGやってます…？SAN値チェック出てくるたびに笑いを堪えてます…！ (2020年2月29日 19時) (レス) id: cf2a49dd6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2020年2月10日 19時
