第2話 ページ4
そうこうしているうちに列車はあっという間に9と4分の3番線に到着する
ホームに着くや否や沢山の生徒がコンパートメントからわらわらと出ていきあっという間にホームは迎えに来た親と生徒達でごった返す
｢あ、父上だ｣
｢ほんとだ｣
｢相変わらずドラコのお父様って凄く目立つね｣
未だ車内にいるA達は窓の外から各々の保護者を探す(各々と言ってもホームにはドラコの父親しか来ていないが)
｢Aのお父さんは迎えにこないの？｣
｢んーん、ぱ…お父様はホームの外で待ってるって。人が多いのは苦手だから｣
｢まぁ…君の御父上が来たら大騒ぎになるだろうからな……｣
｢うん……｣
はは…と苦笑いしながら自身の首元にゆるーく巻きついている蛇を撫でるA
小さい頃から一緒にいる蛇で学校でもこうしてマフラーのように巻いている為スリザリン生以外からはかなり距離を置かれている
(因みに蛇の名前はマイケルである)
列車内の混雑が緩和され始めた頃に3人は外へ出て真っ先にドラコの父であるルシウスの元へと重い荷物をカートで運びながら向かう
｢父上！｣
｢あぁお帰りドラコ、それにハリー、A｣
｢こんにちはルシウスおじ様｣
｢こんにちは｣
｢今年1年息子が世話になった、また来年もよろしく頼むよ｣
挨拶も程々に4人はホームの出口であるレンガ造りの柱へ向かう
｢2人の御両親は既にホームの外でお待ちだ、君達の帰りを今か今かと心待ちにしていたよ｣
先に行っていなさいとルシウスはハリーとAに道を譲る
｢じゃあ僕から行くね｣
｢分かった、次に行くわ｣
ハリーがカートの手摺をしっかり握り柱に向かって走る
するりとハリーの姿がレンガ造りの壁に吸い込まれていった
｢じゃあ私も行ってくるわ｣
Aもハリーと同様、グッと手すりを握りしめ勢いよく壁に突っ込んでいく
まさかそのまま異世界に言ってしまうとも知らずに──
────
転生主:見事第1作目の原作ブレイクに成功
前世でハリポタを履修していた為殆どの魔法はある程度使えたりする転生特典チートである
ドラコ:転生主とは物心ついた頃から仲良くしている
見た目美少女だし結構賢いくせにどこか抜けている彼女を妹のように面倒見ている今のところは兄ポジ
ハリー:転生主によって原作とは違いダーズリー家に受け入れられている
ドラコと同じくどこか危なっかしい彼女から目が離せない
ルシウス:うちの子達めっちゃ可愛い
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ななし(プロフ) - まじで続きが楽しみすぎる 洗濯機くっそ笑った 文字通り腹筋崩壊した( 'ω')ﾌｧｧｧｧｧｧｧｧｱ!!!!!wwww (2023年4月20日 20時) (
レス) @page43 id: fe2edfb663 (このIDを非表示/違反報告)
レン - さすがスリザリン、手段をとわない (2022年6月11日 9時) (レス) id: 8616f4c221 (このIDを非表示/違反報告)
華衣(プロフ) - さすがスリザリン (2022年5月26日 22時) (レス) @page25 id: 648bde2b57 (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - ポケモンを最新してください！お願いします！ (2022年2月10日 8時) (レス) id: 590b5b1374 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin 本家壊れた - 本当に面白い作品です！1日1回は確認して来てしまいます(( 陰ながらも応援させていただきます！ (2022年1月23日 1時) (レス) id: e2abc69916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梨 | 作成日時：2021年9月18日 21時
