【ハイキュー！！】皆で遊んでみません？【クトゥルフ神話TRPG】

tow story ページ3

「あ、あのさ・・・。


良かったら、TRPGしない・・・？」



少し遠慮気味な声が頭上から降り注ぐ。


ききおぼえのないこえ・・・。誰だろうか


顔をあげてみると

目線は合わせているようで会わせていなくて
モジモジしていて
少し不安そうな顔をした


金髪で上の方が黒色という謎の色をした髪の人がいた。


赤を基調としたジャージを来ていて、音駒の人だとわかる。


・・・にしても金髪って。
東京怖い。都会怖い。


私も英も勇太郎も、黒髪で黒目。


まぁ確かに花巻先輩なんてピンクだけど・・・。







それよりも

今この人の口からはTRPGという言葉が出た。


実のところ、TRPGはよく動画でみていたりする。

クトゥルフ神話、というものが主で、いつか私もやりたいとすら思っていた。


けどそんなこと言い出せるはずもなく、ずっと心にしまっていたのだ。




「てぃーあーる・・・？なんスか、それって」


勇太郎は頭の上にクエスチョンマークが見られる。


近くで聞いていた矢巾さんも首をかしげており、その様子に渡さんが「どうしたんだ？」と話かけている。


「TRPG。テーブルトークロールプレイングの略」



まず深くため息をついて、それからそう付け足す英。

英、まさか知ってるの・・・？




「！・・・知ってる、の？」

「あ、まぁ。オンラインでなら１回したことあります」

「あ、私も知ってます。
プレイはないですけど、動画なら」



これを逃す期はない。


そう思った私は、英の返答に少し驚きながらも音駒の金髪さんにそう言った。


金髪さんは少し目を見開いている。


その顔はどこか嬉しそうにも見えて、金髪で怖いと言うよりは、少し可愛く見えた。





「どうだ、研磨。誘えたのか？」
「クロ・・・」



・・・えーっと

金髪の次は、ツンツンヘアーさんです。

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