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33話 ページ33

さあて、めちゃくちゃ嫌な予感がする



ワンチャンデュースとグリムもあの首輪付けられる可能性あるから弱体無効の魔法かけとくか



もちろん、僕にも



「マロンタルトはすぐに破棄しろ!それから、こいつらを寮外へつまみ出せ!」



うわあ、ルールのためにそこまでするか



「ちょっと待てよ!そんな無茶苦茶なルールあるか!」



「そうだゾ!捨てるんだったらオレ様が食う!」



『あっずるい!独り占めする気だな!僕にも食わせろ!』



「お前は何でこの状況で食い意地張ってるわけ?」



だって捨てるの勿体ないじゃん、先輩いらないって言ってるんだし



「寮長、申し訳ありません。マロンタルトを作ろうと言ったのは俺です」



「そうそう、まさかそんな決まりがあるなんて全然思ってなくて」



「作ったことが重要なんじゃない。今日!今、ここに!持ち込んだことだけが問題なんだ!」



…っていうことは



僕はマロンタルトをトッポの手から奪い取った



『じゃあ、このマロンタルトを寮の外へ持ち出してしまえば問題になりませんよね?』



「…!君はあの時の…!」



『すみません、先輩。僕はコッチ側です。さすがに頑張って作ったタルトを無駄にしたくないので』



「…そうかい、勝手にするといい」



よしよし、リドル先輩の機嫌が収まりそうだ。このままいけば…



「…そんなおかしなルールに従ってるなんて馬鹿みたい」



ちょっとユウさん?



「馬鹿…だって?」



おいおい、このままじゃあまた…



「ちょっ!それは言っちゃダメなやつ!リドルくんも、こいつらまだ入学したてほやほやの新入生だからね」



ケイト先輩ナイスフォロー!



「いーや言うね!そんなルールに従ってタルトを捨てるだなんて馬鹿だって思うだろ、ふざけんな!」



お前はどうして僕が思う最悪な状況を作り出すんだよ



「俺もエースに賛成です。もちろん、ルールは守らなければいけないものだとは思いますが…さすがに突飛すぎる」



お前もかよ!ああもう、どうにでもなれ!



「僕に口答えとはいい度胸がおありだね。いいかい、小さなルール違反が大きな問題に繋がるんだ」



いやでもパーティでマロンタルト食っても大きな問題にはかすりもしないだろ

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カド松(プロフ) - 4話でチルノを思い出した(そんなことよりおうどん食べたい) (2021年1月23日 7時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
アギロホイッスル - スペクタクルショーで散々メタスラ達を呼び出した旅芸人は私です。すみませんでした。 (2020年10月12日 13時) (レス) id: 0eb0a2954a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - お星様が赤くなりました!ありがとうございます! (2020年8月14日 12時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 遅くなりましたが、過去最高6位ありがとうございます! (2020年8月9日 20時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 名無しくんさん» すみません、moleって色んな意味があるらしいですね…この小説では「ほくろ」という意味で使っています (2020年8月8日 23時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆゆ | 作成日時:2020年7月24日 12時

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