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1話 ページ1

僕はメタルスライムのAである



僕は友達のスライム君といつものように森に遊びに行っていた



そのスライム君は人間に飼われている使い魔だった



スライム君から聞く話はとても興味深いものばかりだった



いつしか僕は人間に憧れるようになった



ちなみに僕は野生のメタスラだ



「それでね!ご主人と一緒に本を読んでたんだけどその本が○○×○○の逆カプ本で…」



ちなみにスライム君とそのご主人様は腐女子である



『…逆カプ本は地雷なんじゃなかったっけ?』



「あ、うん。でも最近なんか大丈夫になってきて…」



ボーイズでラブな趣味をもつスライムなんているのだろうか、いやここにいるわ



「…あ!見て見て!あそこに人間がいるよ!」



『…!ホントだ!』



一応これでも人間に憧れているのだ



「…ちょっと近づいてみよっか」



スライム君がそういうので木の影から覗いてみた



…何喋っているのか全然分からん



『…もうちょい近づいてみるわ』



「あ、ちょっとそれ以上行くと…」



「スキあり!」



何ということでしょう、背後から近づいてくる冒険者の影に気が付かなかったのです



『ぶげぇっ!?』



まるでコロコロコミッ〇のような悲鳴をあげながら会心の一撃をくらわされてしまいました



…遠くからスライム君の声が聞こえる



ああなんてこった、何回かスペクタクルショーで呼ばれた事はあるが毎回何とか逃げてきたのに



こんなちょっとした油断で命を落としてしまったというのか



…モンスターって生まれ変わったりするのかな



もしできるのなら人間になりたいな



「その願い聞き届けた」



…誰だ?



しかしもう声も出ない、脱力感だけ残ったこの体じゃあ何も出来ない



そうして僕の人生ならぬメタスラ生は幕を閉じたのである

2話→



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カド松(プロフ) - 4話でチルノを思い出した(そんなことよりおうどん食べたい) (2021年1月23日 7時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
アギロホイッスル - スペクタクルショーで散々メタスラ達を呼び出した旅芸人は私です。すみませんでした。 (2020年10月12日 13時) (レス) id: 0eb0a2954a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - お星様が赤くなりました!ありがとうございます! (2020年8月14日 12時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 遅くなりましたが、過去最高6位ありがとうございます! (2020年8月9日 20時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 名無しくんさん» すみません、moleって色んな意味があるらしいですね…この小説では「ほくろ」という意味で使っています (2020年8月8日 23時) (レス) id: 3d08c21fbf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆゆ | 作成日時:2020年7月24日 12時

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