5 ページ5
大貴side
映画を見始めて約一時間が経つと、隣で見ていた慧はもう夢の中だった
そんな可愛らしい慧を抱っこして、侑李の隣に寝かせてあげた
で、リビングに戻ると何か深刻な顔をしながらスマホをいじる山田が目に入る
大「どした？」
涼「いや…原因何かなって…。ネットに載ってるわけねーけど…」
悲しそうにスマホを机に置く山田。こいつは誰よりもメンバー思いのやつだ
だからこそ勝手に責任感じて、不安になって……ほら、泣いちゃうから
大「…大丈夫、な。心配すんなよ」
涼「…無理っ…。元に戻らなかったらっ…俺っ…」
大「不安だよな…こわいよな…」
抱きしめて、優しく背中をさすってあげる
正直どう答えていいか分からない俺の気持ちを山田は理解している
何も言わなくていいから抱きしめてって、そう聞こえる
大「ごめんな、頼りなくて」
涼「頼りなかったら、抱きついてねぇよバカっ…」
俺の服で涙拭きやがって…。山田は意外にもこーいう奴なんだ
一人で抱え込まないように俺が見張らなきゃな
大「泣くなよ、弱っちいなぁ」
涼「うるせぇ…」
大「二人は絶対戻るから。大丈夫」
さっき侑李を抱っこしてた人とは思えない子供っぷりだ
俺の胸で泣いて、抱きついて、寝ようとしてる
大「おやすみ」
涼「…寝ない」
大「眠そうだけど？俺の服握ってるし」
涼「…寝ない」
コイツほど頑固なやつもなかなか見ないな
けど仕事ばかりで寝れてなかったんだろう
今日からしばらくゆっくり出来そうだ
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←4
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 250人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あさ、(プロフ) - いのちね可愛すぎます！！めっちゃ面白いです！！頑張ってください！ (2020年1月2日 11時) (
レス) id: 588c716fc1 (このIDを非表示/違反報告)
優涼(プロフ) - 続きが楽しみです♪無理せず、更新頑張ってください！ (2019年7月2日 0時) (レス) id: 6b1e734f09 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ましゅ。 | 作成日時：2019年6月2日 0時
