伏黒がデレた

12 ページ13

伏黒side


Aが校舎の前でうろうろしているところを見かけて、俺が女子寮に案内することになった


色々とこいつには悪いことをしてしまったからな、
そのことについても謝ったし、いろんな話して向こうは満足してくれているようだった


(表情が明るくなったな)


昨晩とは違ってコロコロ変わる表情をみてそう思った

　
「ここが女子寮だ。」

「ありがとう〜」

「明日からの予定だけど五条先生に俺が聞いといてやる」

「あ、うんわかった！」

でもさと付け加えていうA

「どうやって連絡とるの？」

「…そうか」


完全に忘れてた、LINEでも交換しとくか

「じゃあ携帯かせ」

そう言う俺にAは、え〜っそんな遠回しにLINE交換しなくてもいーじゃん〜と言ってきて少しムカついたが無視した


「じゃあまた聞いたら連絡する」

「了解した！」

手を振るAにじゃあと手を上げてその場を後にした



そういえば明日四人目の一年生を迎えに行くとか言ってたな、それにAも行くのか？
その事も五条先生に聞きに行くか、


虎杖は学長の面接今日だったな、虎杖はうまくやってると思うが
学校の上の人たちは虎杖の事よく思ってないみたいだしな、何もないといいが。

俺は一旦寮には戻るとそこには五条先生と虎杖の姿があった

虎杖と先生は俺の部屋の隣から出てきて


「げ、隣かよ」


空室なんてほかにいくらでもあったでしょと言うと
虎杖がおっと嬉しそうなか顔して、伏黒！今度は元気そうだな！と言った

「だって賑やかな方がいいでしょ？」

良かれと思ってと言う先生に

「授業と任務で充分です」

とか返した。こいつ本当にうるせえんだよな、話し合わない時あるし

五条先生はそんなの気に留めず

パンッと手を合わせてまぁいいっしょ！と他人事の様に言い

「それより明日はお出かけだよ！4人目の一年生を迎えに行きます」

そう言った

15→←11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す