伏黒がデレた

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授業終わりの放課後



家庭科準備室を占領し私たちはあることをしていた。



「ほんとうにいいんすね先輩」



杉沢第三校高


一年の虎杖悠仁 が話す


席の周りには2年生の佐々木と井口

そして、宮A


私たちは放課後に集まって何をしてるかというと



「よっしゃいくぞ‼︎」

悠仁の合図と同時に‘’こっくりさんこっくりさん‘’と

始まった



生徒会長がギリ負ける生き物を教えてくださいと悠仁と先輩たちは言う




(あーーまた始まった、心霊現象なんちゃら会…)




私は指を一枚のコインに当てながら憂鬱に浸っていた




(私はこれから部活があんのよ、こんなことしてる暇ないんだってば)


私たち4人が乗っけているコインはズズズっと動きだし




く



り



お



ね





(…しょーもないんよ⁉︎)



だったらもっとマシな答えにしろとイライラした。




爆笑している悠仁が


「あれそういやA今日部活じゃねえの？」




「あんたのせいで今ここにいんでしょーが」



悠仁が授業終わるチャイムが鳴って2秒後にクラスに呼びに来なかったら今頃部活行ってます



そうだったごめんごめんと笑う悠仁を横目に



「じゃあ悠仁もうそろそろ帰るからね」



そう言い席を立った時だった



教室のドアが開きそこには坊主頭のいかつい陸上部の顧問
また悠仁を陸上部に勧誘しに来たのだ



「虎杖全国制覇にはお前が必要だ。」


「しつけーな！なんべんも断るって言ってんだろ‼︎」


指差して怒鳴る悠仁に顧問の先生は


「だが俺も鬼ではない、陸上競技で正々堂々勝負だ‼︎」



(なんじゃこりゃ)


私は悠仁の勝負とかどうでもいいので帰ろうとしたが

Aがみにきてくれねぇともし負けたら俺Aも陸上部に入れると脅してきたため悠仁と先生の後ろをついていった。

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