yuyuの箸休め.*･ﾟJYJ shortstory 3

不公平 ページ5

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JJ「良かった、まだあった！部屋着。
引越しの荷物に紛れてたらどーしよーかと(笑)」


「あるよ、そりゃー。勝手に捨てないし」


JJ「いや、捨てる心配してるんじゃなくて(笑)
すぐ見つかって良かった、ってこと。

これ、歯ブラシ、俺の？」


「そうだけど……」


JJ「新しくしてくれた？」


「半年以上前に使ったやつなんて、雑菌まみれだし
歯ブラシは月一変えた方がいいんだよ？」


(今は本当に雑菌まみれの排水溝を磨いてる、ことは
内緒にしとこ。)


JJ「Aのそーいうとこ、好き」


「え？」


JJ「さ、寝ますか、疲れた」





なんか、悔しいな……


私が色々、歯ブラシ捨てたり
ジェジュンの荷物を奥の方に仕舞ったこと、

なんにも知らないで。


その事実を知らないで、

私がジェジュンを待ってたみたいな事になるの。


悔しい！




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けどその通りだから……あえて、言ったりしないけど。

ケンカになることは怖い。


一度言い始めたら、きっと大げんか？

お互いめちゃくちゃ罵りあってバイバイ？みたいな結末？

そんな人じゃないか、ケンカ嫌いだしな。


けど……一度言い出したら、止まらない気がして。


まだ、その勇気が出ない。





このまま……また、戻る、のかぁ。


弱すぎ……私。





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「明日は？」


JJ「明日はオフ！」


「珍しいね？」


JJ「日本帰ってきたばっかだし、家の事も
7ヶ月放置してたからなんも無いし。
住みやすくしないとね、また。」


「韓国の家は？」


JJ「あ、引っ越したんだよ」


「いつ？あのテレビで見た家じゃなくて？」


JJ「いつだっけ、3ヶ月前くらい」


「知らなかった」


JJ「そう、だっけ？
ていうか、公にはどこにも公表してないから。
A、韓国には来ないじゃん？」


「……………そうだね(笑)」




なんだよ、ジェジュンだって
なんも言ってないじゃん。



別に韓国でどこに住んでるかなんて、
知らなくてもいい事だけど。






不公平だなー、なんて。
また……胸の奥にしまって言葉、出てきそうになる。

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