腕の中の涙 ~JJ~ ページ42
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今日も、
また同じ道を走る。
何度目だろ。
あれから何度も、会いに行った。
夜だけに会いにいく、恋人……っていう感覚かな。
友達では、とっくの昔に無くなって。
雪が降ってもおかしくないくらい寒い日。
明日は誕生日で……
明日って言ってもたぶん
着く頃には誕生日を迎えてるね。
Aが誕生日を知ってたわけじゃない、
偶然だったけど
嬉しかった。
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コンビニでショートケーキを買った。
JJ｢Happybirthday！｣
きょとん、とした顔のA
そりゃ、そうだね(笑)
JJ｢俺の(笑)｣
｢……うそ、今日？｣
JJ｢えと、今0時12分、だから
誕生日を迎えて12分経ったね(笑)｣
｢…………言ってよ！｣
JJ｢偶然かな？って思ったけど
嬉しかったからいい(笑)｣
｢おめでとう！
一番初めに言えた？｣
JJ｢うん、Aが一番
直接聞いたのはね。
さっきからケータイには届いてるけどね、
メッセージ｣
｢ジェジュン、愛されてるね｣
JJ｢どうかな(笑)嬉しいけどね｣
｢……呼んじゃってよかったの？
せっかく誕生日なのに……私なにも用意してなかった。｣
JJ｢知らなかったから当たり前だよ(笑)
自分で用意したし｣
コンビニのショートケーキと
Aがいたらもう、揃ってるじゃん？
俺の欲しいもの。
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JJ｢歌って？｣
｢歌？｣
JJ｢Happybirthdayの歌｣
ロウソクがないケーキと
Aの歌。
ふっと吹き消す真似をした。
JJ｢願い事した｣
｢どんな？｣
JJ｢来年は、花が欲しいって。｣
｢………花｣
JJ｢大切な人から、綺麗な花束。｣
｢ジェジュンが、幸せになりますように。｣
Aが、そう言った。
それ、今までAから貰った言葉の中で
一番……苦しいかも。
JJ｢………｣
隣にいる君を
思わず、抱きしめる。
｢………ジェジュン｣
JJ｢………ごめん、プレゼントってことに
してくれない？｣
君が、泣いてる時
辛い時に抱きしめてあげようって決めたのに
腕の中で、泣かせちゃったね。
俺が、君を泣かせたのは
今日が初めて。
その涙に
その時に気付いたらよかった。
苦しいのは、俺だけじゃなかったってこと。
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yuyu(プロフ) - alexisさん» 良かった、終わりになって。ここからはもう、大和に縛られること無く。けどこういう奴は怖いから、出来れば引っ越してほしい… 別れ、なんだと思うんだけど…どうだろー。繋がるのかな。。ね、ほんと明るいパッパラパーの話書きたいｗ (2018年12月4日 12時) (
レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - yuyuさん» おぉ…ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…良かった！鍵も返ってきた。……しかし、ジェジュンとも別れるんだねー。“別れ”なのかな？？2章をお待ちします。そろそろ明るい楽しいお話も読みたい！かもー(*´∀｀)です☆ (2018年12月4日 0時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - alexisさん» こわいこわい！(笑) ほんと、怖すぎー！ そう、立ち向かえヒロイン！さよならしよう。まっさらになったら、大切なものが見えてくるかも(T_T) (2018年12月3日 18時) (レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - yuyuさん» コワいコワい！けど、立ち向かわないと！もう既にD Vだと思う。耐えて！堪えて！ガンバレ！新しく生きる為に幸せに笑う為に！人生を諦めるな！！ (2018年12月3日 17時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - alexisさん» そうなんですよー！相手の幸せを願ったから、一人ぼっちではないよ！ヒロイン。怖いけど……一歩踏み出したから。きっとかわれるよ！ジェジュンは助けてくれるだろうけど、今はそうじゃない時だから。 (2018年12月3日 12時) (レス) id: 9d76bf7c73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuyu
| 作者ホームページ：https://twitter.com/6y0u0y2u?s=09
作成日時：2018年9月18日 1時
